家賃滞納

建築費を左右する建設費指数と建築費コストダウンのための具体的方法

 

建築を進めていく上で、限られた予算の中で建築費指数を元に適切なコスト管理を行うことは、多くの現場で求められています。また、状況によっては積極的なコストダウンが必要な場面も多々あります。

これから建築を進めていくために必要な、建築費指数とは何か、コストダウンの方法はどのようなものがあるのか、などをご説明します。

 

コラムのポイント
・建築費は、構造や資材、設備グレードによって大きく左右されます。
・確実なスケジューリングを行った上で、構造面、設備面、施工面でのコストダウンを行いましょう。
・このコラムを読んで頂くことで、建築費に関する基礎知識とコストダウンの方法を身につけることができます。

 

 

建築費を左右するもの

建築費は、どのような施設を建設するかによって費用は大きく異なります。施設には高層オフィスビルや商業施設、雑居ビルなど様々な種類があるからです。また、建築物の構造や備える設備によっても、建設費は大きく変わってきます。

構造形式による建築費の違い

建築物の構造形式は、主に鉄筋コンクリート造か鉄骨造か木造となります。

鉄筋コンクリート造の方が、鉄筋とコンクリートを使用しているため堅く強度があります。鉄骨造は鉄による構造で、鉄筋コンクリート造よりも強度は劣るものの柔軟性があります。

建築の際、鉄筋コンクリート造は鉄筋を現場で組み立ててコンクリートを流し込むことで手間がかかります。それに比べ、鉄骨造は現場で工場成形したものを組み立てます。そのためそこまでの手間は掛かりません。これらの手間や原材料違い、高層による建物の強度が必要か、などによって建設費は左右されます。

設計費指数とは

建築を行う際、建築費指数という指数で、金額水準や変動を把握します。一般的に、建築する地域や規模、用途、グレード、構造によって分類された中から判断します。

建築費指数とは、『特定の建設市場での建築プライスや建築コストの水準』を表した指数のことを言います。建築プライス指数と建築コスト指数の2つに分類されます。そのため、建築費指数を活用する際は、プライス指数なのかコスト指数なのか、それぞれのプライスとコストに含まれている金額や工事の範囲はどこまでを指すのかを明確にする必要があります。

 

このように、建築費指数によっても建築費は大きく左右されるのです。

建築費コストダウンの検討

現在、資材や運搬コストなど、建築にかかる費用は高騰しています。クリニックや商業施設を造る場合、多額の費用がかかるのは仕方がありませんが、可能な限りコストは下げたいと思うのが施工主様の思いなのではないでしょうか。

 

双方が良好な関係と高品質のいいものをつくり続けるためにできる、戦略的に工事費をコストダウンしていくためにはいくつかのポイントがあります。

① スケジューリングを確実にする

何事もしっかりと準備をしておくことで、物事を確実に進めていくことができるだけでなく結果を出すことができます。コストダウンするためには、見積依頼をする前からしっかりと計画を立て進めていきましょう。しっかりとスケジューリングを行い、余裕を持って図面の作成、施工会社の見積、発注先決定を行っていくことで、不必要なリスクを低減させることができます。

 

② 施工と設計を分ける

価格の割合が大きい工事費を適切に評価する為には、同じ場所の建築を行う場合でも、複数社からの提案を受領することで工事費や施工費を適切に判断することができます。その際、工事の規模や業種、地域性などトータルで判断し、適切な会社に依頼をしましょう。

設計から施工まで一貫して行うことで得られる安心や信頼はもちろんありますが、コストダウンという視点から考えると、施工と設計は分けた方がよいでしょう。

 

③ 発注条件を明確にした資料の作成をする

見積条件や契約条件、依頼事項は資料によって明確にしましょう。図面だけでは判断することが出来ない部分が意外とある上、常に図面を見ている人ばかりではないため判断に時間をとられる場合もあるからです。また、後々のトラブルの抑止にもなります。

依頼内容を明確な書類にすることで、不要なコストを省く判断ができるようになります。

 

 

④見積と品質のチェックをする

見積書は、各項目や数量・単価の確認しっかりと行いましょう。また、その他資料も元に建築案件への理解度を深めることで、要不要を判断することができます。

これらのポイントを抑えることで、工事費の見直しや削減によるコストダウンは可能になります。

建築業界には、専門的な用語が多くコストダウンは難しいのではないか、と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、限られた予算内でより良いものを造るためには、コストダウンを行うことで多面的に案件を理解し、建築を進めていくことが大切です。

建築費コストを下げるための具体的な方法

では、建築費のコストを下げるためには具体的にどのような方法があるのでしょうか。

 

構造面

・構造計画の見直しと構造やスパンの再検討
・梁の高さを低くして建物階の高さを下げる
・構造計算の精査で梁や柱を小さくする   など

 

基本的に、適切な計画はとても重要です。これからの建築費や工期を左右するものなので、適切な準備を行いましょう。梁の高さを低くすることで、全体的に低い作りになるためコストを下げることができます。しかし、天井が下がってしまうため設備を設置しにくくなるというデメリットもあります。梁や柱を小さくすることで、材料費を抑えることができます。同じ施設として使い続ける場合は問題ありませんが、用途変更を今後行う場合、構造的に小さいために行いにくくなることもあります。

 

設備面

・設備のグレードを下げ必要最低限にとどめる
・梁高さを低くして建物階高を下げる
・空調容量や電気個数、ワット数の調節を行う     など

 

設備のグレードを下げることで、大きく価格は変動します。設備を重視していない場合、最適なコストダウンの手段でしょう。ただ、グレードを下げて必要なものしか設置しなかったことによって、見た目や雰囲気がどうしても貧相になってしまいます。空調容量や使用電気のコントロールも、状況によっては効果的です。

 

施工面

・施工方法の見直しと無駄の排除を行う
・減額協力を促す              など

 

工事が進むにつれて、後戻りはできなくなってはきますが、定期的なプランの見直しは効果的にコスト削減をすることができます。施工費の減額は、最終手段として行うことができます。しかし、あまりにも費用を下げてしまうと、トラブルや工事方法の変更に対応できなくなってしまいます。

 

こういった方法で、建築費は具体的に下げていくことができます。

予算内で適切な建築を行うことは、もちろん重要です。しかしあまりにもコストダウンに注力することで、トラブルに対応できなかったり、求めていた仕上がりにならなかったりというデメリットはどうしても生じてしまいます。人々の生活や社会に欠かせない、良いものを造っていくためには、必要なコストダウンとそうでないコストダウンがあるということを把握しておきましょう。

適切な建築と監理を

商業施設やクリニック、保育園など、様々な建築物があります。

求めてる建築物の姿は、利用する方、施工主様によっても様々です。適切なコスト管理を行いながら、計画を進めていきましょう。

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