BIMスクール

BIMの社内定着は、導入初期のルール化で結果の9割は決定するという事実

僕は2008年にARCHICADを購入し手探りで実際の設計に使えるやり方を模索してきました、もちろん最初から上手くいったわけではなく、色々な困難がありました。
・これまで描いていた図面表現ができない
・思い通りのモデリングができない
・便利な機能も使い方がわからないので結局活用できない
・社内の使い方がバラバラなので逆にチームワークが分断される
・BIMのスキルで社内の仕事バランスが混乱する
・BIMによって仕事が増えて逆に忙しくなってしまう
などなど、思い出せばいくらでも出てきます、それらを一つずつ解決しながら現在のワークフローを作り上げてきました。
振り返るととんでもなく困難な道のりでした。
とにかく、いかに簡単にスタッフの苦労を少なくBIMを安定運用するかについて考えてきました。
そして、テンプレの作成、ワークフロー、モデルの作り方をルール化すれば上手く回るようになるということにたどり着きました。
『BIMの社内定着=ルール化』がわかっていれば安定的なBIM運用をおこない社内の業務のクオリティアップ、効率化ができるなんて当たり前なんです。
さて、前置きはこの辺にして少しBIMについて語らせていただきます。

下記が構成になります。

・僕のBIMについての経歴
・BIMの良いところ、困るところ
・設計・デザイン検討ツールとしてのBIM
・遠隔コミュニケーションに役立つBIM
・スタッフの成長仕事の共有について
・テンプレ化
・教育について
・社外とのネットワーク
・解決するためのBIMスクール
・予約フォーム

スクールの説明をする前に僕のBIMについての経歴を簡単に書かせていただきます。

・僕は2008年からBIM(ARCHICAD)を使い始めました。
・世界を代表するBIMソフトベンダーであるGRAPHISOFT社の認定を受けたARCHICADゴールドマスターであり、GRCの認定を受けています。
※GRCとはGRAPHISOFT Registered Consultantsはグラフィソフトジャパン株式会社が公認するBIMに対する専門的なスキルでArchiCADの導入をサポートまたはコンサルティングするグラフィソフト認定スペシャリストです。
・BIM(ARCHICAD)を使用して様々な建物を設計・監理してきました。
・数年前まで専門学校でARCHICADを教える講師をしていました、常務である弟は現役で講師をしています。
・BIMにおいて新聞、書籍、雑誌、WEBなどで様々な媒体で取り上げられています。
・日経アーキテクチャ誌において半年間BIMについての連載を掲載されました。
・2016年アーキフューチャーに弊社事例が掲載されています。
・建設ITガイドに3年連続で掲載されています。
・GRAPHISOFT社のセミナーにて全国各地で講演をさせていただいています。
・GRAPHISOFT on Airに出演しました。
・ARCHICAD20の新製品発表会で講演をさせていただきました。
・日建学院のBIM教材に出演しました。
・BIM未来図 設計BIMの2020年代を考える が日刊建設通信新聞事に掲載されました。
・建築士会連合会BIMタスクフォースでのイベントで各地で講演させていただきました。

ざっと書いてみましたが本業以外にも色々な活動をさせていただいてきました。

最初は全く使えない状態から独学で勉強して、実施設計レベルまでモデリング(ここまではとても苦労しました。)できるようになり、さらにそこからスタッフを雇いながら教えて人数を増やしてきました。(ここまではさらに苦労しました。)

だんだんと仕事が増えて色々な会社とコラボしながら経験値を増やしました。

BIMの修練、設計事務所の経営を通して思ったことを書きます。

良いところ

仕事が楽しくなる。
会社に人気が出る。
スタッフが集まりやすくなる。
クライアントに早い段階で設計内容が伝わりやすくなる。
図面が連動しているので不整合が少なくなる。
日照等のシュミレーションができる。
インテリアのシュミレーションができる。
クライアントのプロモーションのお手伝いができる。
自分のデザイン能力が上がる。
外注する際に設計概要を伝えることが楽になる。
スタッフの成長が早くなる。
現場での色決め等の意思決定が早くなる。
設計図書を作成するスピードが上がる。
遠隔地での協業が可能になる。
海外のクライアントとのコミュニケーションも取りやすくなる。

 

困るところ

・BIMが便利すぎてBIM以外で仕事をすることが嫌になる、よって協力してもらえる社外パートナーが限られてしまう。

・スタッフの育成が大変。

これらをもとに良いところについては勿論ですが、困るところをそのまま話して終わるのではなくそれらを解決するためにやっていること(これからやること)をお話しさせていただきます。

設計・デザイン検討ツールとしてのBIM

今となっては当たり前の事ですが、各図面が連動しています。

これは非常に便利です、自分が建物を企画デザインしている際に2Dと3Dを行き来しながらあらゆる角度で確認することができる。

2Dでモデルを入力して3Dに切り替えて、そのモデルがかっこいいのか悪いのか、視認性や安全性等、BIMモデル内を歩き回って点検して、気になることを修正しながらモデルを整えていく。

これを大量にスピーディに繰り返しブラッシュアップさせていく。

これは2Dと3Dが連動しているから可能なことで、2DCAD+モデリングソフトの組み合わせだとスピードと手間によってパフォーマンスはとても落ちてしまいます。

自分の頭で想像したモデルが本当にいいものなのか自問自答を繰り返す設計、デザイン作業にとって絶対必要なアイテムだと考えています。

さらに歩を進めた基本設計、実施設計でもその連動性とスピードは勿論、シミュレーションによる開口部の検討、詳細な収まりの検討、CGによる仕上げ材の検討は素晴らしい効果を発揮します。

・コミュニケーションツールとしてのBIM

自社で検討した設計案、デザインをクライアントに正確に伝えることは何より大切だと考えます。

自分自身でどんなに良い設計をしている認識があってもクライアントにとっての最高の設計ではない可能性があります。

建物をお試しで建てることはできませんが、図面とBIMモデルを使用して体験をしてもらうことは可能です。

なるべくたくさんの情報をクライアントにお伝えして、見てもらい。

気にいるところや、気に入らないところ、様々な意見やコメントをいただきながら案をブラッシュアップさせていき、設計案をクライアントにとっての最高の状態に近づけていきます。

このコミュニケーションを取るためにBIMのモデルベースの設計はシンプルに『見える』ので非常に便利です。

綺麗にレンダリングをかけてもいいし、あえてスピード重視でARCHICADの作業画面を見て編集しながら打ち合わせを行うこともあります。

とにかく大量の情報をわかりやすくキャッチボールしていくことが大切だと考えています。

zoom等の遠隔コミュニケーションに役立つBIM

コロナ禍でリモート打ち合わせが浸透してきましたがBIMとzoomの親和性は非常に素晴らしいです。

設計の打ち合わせではARCHICADの画面を共有してクライアントと打ち合わせを行います。

オフラインではノートPCでARCHICADの画面を一緒に見ながら打ち合わせをしているので、基本的にはほぼ一緒です。

むしろ大人数の場合はオフラインよりオンラインの方が見やすいです。(各自の目の前に画面があるので)

これによって遠隔地の仕事でもこまめにクライアントとコミュニケーションを取りながら設計打ち合わせを進めていくことが可能になりました。

施工中の現場打ち合わせまでzoomというわけにはいきませんが。

スタッフの成長、仕事の共有について

社内で若いスタッフを見ていて思うこと。

3D(BIM)をベースで仕事をしていると実際に形を見ながら仕事をしているので理解が早く(わかりやすいから)成長が早い。

もともと設計(2D)は

頭の中で想像する(3D)→図面化する(2D)→実際に建てる(3D)

というプロセスなので、頭の中の内容を2Dに変換するというスキルが必です。

BIM設計(3D)は

頭の中で想像する(3D)→モデル化する(3D)図面化する(2D)→実際に建てる(3D)

とモデル化、図面化を一緒におこなうことが出来るのでプロセスがシンプルです。

なので今の若いスタッフは成長が早いのではないかと思っています。

ただし、正確なモデルを作ったり、色々な寸法をおさえるためには従来の建築の知識は必須なので

BIMが出来る=設計が出来る

にならないので従来通りの教育もとても大切です。

また、社内で仕事を共有する際にもBIMの『見える』ところが非常に活躍します。

図面は勿論、モデルを見ながら打ち合わせすることで、その仕事の概要を簡単に伝達することが可能です。

僕たちは3拠点(東京、栃木、新潟)をリモートでつないで活動しているので『見える』

コミュニケーションは仕事を共有する上で必須になります。

テンプレ化

一人でARCHICADを使用して仕事をしていくのであれば、自分だけがモデルの内容を理解していればよいのですが、複数の人間が関わって仕事をするためには秩序が必要になります。

ARCHICADにはBIM特有の大量の設定があります。

それらを整理して、システム化をおこない。

運営をルール化することは非常に手間と時間がかかります。

ですが、そこをアバウトにしてしまうと仕事の進め方がそれぞれのスタッフに依存してしまうので、協力や引継ぎなどが非常に煩雑になってしまいます。

BIMマネージャー的立場のスタッフと打ち合わせを繰り返しながら自社テンプレートの作成を進めています。

これにより社内のBIM標準化だけでなく、外部パートナーとの連携も強化していこうと考えています。

教育について

僕たちはBIMをメインツールとして仕事をしているので、新しくスタッフが入った際に通常の仕事の進め方に加えてBIMツールの教育が必要になります。

これまでは先輩スタッフがあれこれ教えながら習得させていましたが、技術を標準化させることが大変なので、テンプレートに加え、マニュアルと教材の開発をおこないました。

テンプレートを整備することで、レイヤー等の各種設定や一覧表等の機能を初心者段階から混乱せずに仕事を進めていけるようにしています。

マニュアルを整備することで、各種ツールの操作で困った際になるべく他のスタッフの手を止めずに進めることが出来るようにしています。

そして、教材を整備することによって意匠設計事務所として2008年から積み上げてきたノウハウを新人や中途スタッフに使えることはもちろんですが、自分たちでも整理した上で再理解を進めています。

社外とのネットワーク

仕事を進めていく上で様々なパートナー企業との連携が必要となります。

パートナーとの意思共有のためにはBIMの『見える』ところは非常に有効ですが、実際に全ての仕事をパートナーと一緒にBIMで進めていくとなると、途端にハードルが上がります。

ーBIMを全く使用していないパートナーの場合ー

そもそも普段からBIMを使用していないので、こちらがBIMで作成した図面を編集したり、プロットしたりという作業になります。

複数のCADソフトを使用して仕事を進めていくことになるのでパース等で意思共有できてはいるけれど、図面は連動していないという状態になります。

この状態からBIMで一緒に仕事が出来るようにするためには自力で覚えていただくか、僕たちがレクチャーするかになりますが、どちらにせよ時間とコストがかかるので現実的にはすぐに解決しません。

ーBIMをすでに使用しているパートナーの場合ー

通常からBIMを使用されているパートナーとの協業であれば、モデリングから図面化まで問題なく進めていくことが可能です。

問題点をあげるとすれば、これは仕方のないことでもあるのですが各社モデルの作り方や、データの作り方は自社ルールがあるので各々違ってきます。

他社が作成したBIMデータを編集することは正直かなり大変です。

なので協業する上で仕事の分担や頼み方をルール化するか、そもそものデータの作成方法をテンプレート含めルール化するかのどちらかが必要だと思います。

自社の中でのネットワークや教育を整えることは大切ですが、さらに広がっていくためにはパートナーとの様々な共有が重要だと考えています。

解決するためのBIMスクール

僕はもともとGRAPHISOFT(ARCHICADの会社)で講師をしたり、専門学校でBIMを教えていたので教えることは楽しいと考えています。

また、常務取締役である弟は今も専門学校でBIMを教えています。

これまで社内の教育、標準化やパートナーとの協業等仕事を進めていく上で作成した教材をベースにBIMのスクールをつくる事にしました。

内容としては、各種基本操作、企画設計、基本設計、実施設計、プレゼン資料作成という内容をオンライン、オフライン両方で学べるように準備しています。

スクールを整備することによって社内の学習は勿論、社外のパートナーとの連携も向上させていきます。

また、それ以外の方にもARCHICADでの仕事の進め方を習得出来る機会の一つとしてお役に立てれば嬉しいなぁと思っています。

実際に設計の仕事をしている設計事務所が作成したBIMのマニュアルは日本には無いと思います、僕自身これまで独学で学ぶために売っているもの、売っていないもの含めさまざまな情報を集め、咀嚼しながら実際の仕事の進め方に合うように調整しながらマニュアルを作成してきました。

BIMの使い方は人それぞれ、様々な流派が無限にあると思います。

実際に使いこなしている人同士でも使い方が全然違うことは多々あります(今までの交流の中での経験です)

使い方の統一をするための指針の一つとしてお役に立てれば幸いです。

テキストを購入していただき独学していただければ基本わかる内容としていますがそれでもわからない方はオンラインもしくはオフラインで教えます。

BIMスクールを受講することによるメリット

・案件獲得付きBIMスクール

BIMを習得するだけでなく、実際に案件を獲得して収入をアップさせる場を設けています。
もちろん、一定以上のクオリティは必要ですが、スキルをただ覚えるだけではもったいないですよね。
僕たちの仕事を手伝っていただくことはもちろん、受講者同士の交流ができるオンライングループの中で案件が流通するような仕組みをご用意します。

・独立開業の安全保険

設計を学んで仕事をこなす自信も出てきて、独立を考えたときにおそらく悩みの1位となるのが、安定的な収入の確保だと思います。
僕もそうでした。
本業の設計だけの収入で生活が回るのが一番ですが、収入の柱は多いに越したことはないと思います。
外注でモデリングを受けることも副業としてはいい収入になります、是非収入の柱を増やして独立開業の一助にしてください。

・ブランクある方の副業に

結婚や、出産で設計業務のブランクがある方にとってもBIM外注は魅力的な副業になります。
一般的なパートとは比べものにならない収入が見込めます。
図面を読めるスキルさえあれば、あとはBIMモデリングを習得すれば業務を受注できるようになります。
納期の調整さえきちんとすれば、好きな時間で仕事をして収入を得ることができます、そういった面でBIMはとても副業に向いているスキルと言えます。

・BIMを活用したコミュ力UPによる受注確率、作業効率のアップ

BIMの見える化の力はものすごいです、2Dオンリーの打ち合わせと比べると伝わる力、魅了する力は月とスッポンです。
2DオンリーでBIMを使用する会社と競合して勝つことはゲームとしては相当なハードモードとなります。
正直、BIMが存在しているのに使っていないこと自体が仕事を獲得することを放棄しているレベルでまずいことだと思います。
それはBIMが広まっていく中でさらに確定的になっていくと思います。
作業効率もまた同じで、BIMの連動性、同時作業性による作業の効率化を使わないことは、生産性の向上を放棄することになります。
こちらも今後スタンダード化していくことで、価値の提供、価格競争等でBIMを活用している会社に圧倒的に差をつけられていくことになってしまうとおもいます。
BIM化の流れは止まらないと思います、他者に遅れて差をつけられるよりは、本業、副業問わずに活用して利益を得て欲しいと思います。
今回提供するBIMのマニュアルも数ある使い方の1つの答えで100%の正解ではないかもしれませんが、2008年よりBIMで設計をしてきた設計事務所としてのワークフローをまとめたものです。
0から独学で勉強するよりは、成功した誰かのやり方に乗って覚えて、その後に自分なりの最適化を行うことが物事を習得する上での最短ルートだと思います。
僕たちのこれまでのノウハウがあなたのビジネスや副業のお役に立てれば嬉しいです。

このコンテンツはこのような人に向いています

・一度成功しているノウハウを手に入れて最短でBIMを覚えて活用したい人
・現状もっているスキルにBIMをプラスして自分のビジネスを加速したい人
・空いている時間を活用してBIMで副業したい人
・設計のブランクを新しいスキルで克服したい人

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・独学で0から勉強したい人
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