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幼稚園の建築基準法における規定|新築時の注意点、保育園・認定こども園との違い、建築費用目安

幼稚園の建築基準法における規定|新築時の注意点、保育園・認定こども園との違い、建築費用目安

「これから幼稚園を開業したいが、どんな園舎を建てられるか知りたい」「建築基準法で幼稚園と認定こども園・保育園ではどんな違いがあるのかわからない」という方も多いはずです。

そこで本記事では、「幼稚園」の建築基準法における用途や、施設を建てられる地域、建物ボリュームの決め方について、数多くの児童施設を設計している横松建築設計事務所が詳しく解説します。

防耐火や避難に関する規定から、建築基準法以外の関連法例、建設費用、用途変更など、幅広いポイントを紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

コラムのポイント

  • 幼稚園の新築には、建築基準法における様々なルールに適合する必要があります。

  • 幼稚園の新築には、建築基準法以外にも、消防法や設置基準、自治体の条例などの基準も適用されます。
  • 「幼稚園を開業したいが、どんな施設にすればいいかわからない」という方は、信頼できる専門家に相談しましょう。

 

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幼稚園の建築基準法における「用途」|保育園・認定こども園との違い

幼稚園の建築基準法における「用途」|保育園・認定こども園との違い

▶︎設計事例:中国青海省西寧市小規模保育園モデル事業

※下記内容は概略です。詳細は設計事務所もしくは管轄所管へご確認ください。

日本国内で建築行為(新築・増改築など)を行う場合、最も優位性の高い法律が、建築基準法および建築基準法施行令です。

その中では、公共性が高く火災・衛生において周辺建物へ及ぼす影響が大きいと想定される建物を「特殊建築物」に指定し、主に以下の点に関するルールを設けています。

  • 施設を建てられる地域
  • 建物の階数・延べ床面積の上限
  • 建てられる施設の規模(延べ床面積・階数)
  • 防耐火に関する規定

 

この特殊建築物について最も重要な点は、建物がどの用途区分に該当するかによって規定の内容が異なるという点です。

(一) 劇場、映画館、演芸場、観覧場、公会堂、集会場その他これらに類するもので政令で定めるもの
(二) 病院、診療所(患者の収容施設があるものに限る。)、ホテル、旅館、下宿、共同住宅、寄宿舎その他これらに類するもので政令で定めるもの
(三) 学校、体育館その他これらに類するもので政令で定めるもの
(四) 百貨店、マーケット、展示場、キャバレー、カフェー、ナイトクラブ、バー、ダンスホール、遊技場その他これらに類するもので政令で定めるもの
(五) 倉庫その他これに類するもので政令で定めるもの
(六) 自動車車庫、自動車修理工場その他これらに類するもので政令で定めるもの

(参考:e-GOV法令検索|建築基準法|別表第一「耐火建築物等としなければならない特殊建築物」

この中には、「幼稚園」という言葉は含まれませんが、建築基準法においては「学校“等”」に含まれます。

ちなみに、保育園は「児童福祉施設等」に該当し、上記表の病院や診療所と同様の(二)項に含まれ、幼保連携認定こども園は「学校等(幼稚園)」と「児童福祉施設等(保育所)」の両方の規定(基準が異なる場合はより厳しい規定)が適用されます。

※幼保連携型認定こども園:子どもに対する教育・保育を一体的に行う単一施設

(参考:こども家庭庁|子ども・子育て支援法等の施行に伴う幼保連携型認定こども園の建築基準法上の取り扱い等について(技術的助言)

建築基準法における「児童福祉施設等」「学校等」には、関連法に基づき、以下の施設が含まれます。

建物用途 含まれる施設
学校等
  • 幼稚園
  • 小学校
  • 中学校
  • 義務教育学校
  • 高等学校
  • 中等教育学校
  • 特別支援学校
  • 大学
  • 高等専門学校

(学校教育法第1条に基づく)

児童福祉施設等
  • 助産施設
  • 乳児院
  • 母子生活支援施設
  • 保育所(「保育園」は一般的な呼び名)
  • 幼保連携認定こども園
  • 児童厚生施設
  • 児童養護施設
  • 障害児入所施設
  • 児童発達支援センター
  • 児童心理治療施設
  • 児童自立支援施設
  • 児童家庭支援センター

(児童福祉法第7条第1項に基づく)

 

幼稚園を建てられる地域と建物ボリュームの上限

幼稚園を建てられる地域と建物ボリュームの決め方

▶︎設計事例:「さかえ認定こども園」

建築基準法で定める特殊建築物のうち、どれに分類されるかによって建築できる地域と建物の規模(延べ床面積・建築面積の上限)が異なります。

ここで重要なキーワードとなるのが「用途地域」です。

用途地域とは、都市計画法に基づき定められた地域区分で、都市を住宅地・商業地・工業地に分けることにより、それぞれに合う環境を守り効率的な活動を行うことを目的としています。

用途地域 特徴

第一種低層住居専用地域

低層住宅のための地域で、小規模店舗や事務所も兼ねた住宅、小中学校も建築可能

▶︎「幼稚園・保育所」を建てられる

第二種低層住居専用地域

主に低層住宅のための地域で、小中学校のほか、床面積150㎡までの店舗なども建築可能

▶︎「幼稚園・保育所」を建てられる

第一種中高層住居専用地域

中高層住宅のための地域で、病院や大学、床面積500㎡までの店舗なども建築可能

▶︎「幼稚園・保育所」を建てられる

第二種中高層住居専用地域

主に中高層住宅のための地域で、病院や大学のほか、床面積1,500㎡までの店舗や事務所、生活に必要な施設も建築可能

▶︎「幼稚園・保育所」を建てられる

第一種住居地域

住居環境を守るための地域で、床面積3,000㎡までの店舗・事務所・ホテルなども建築可能

▶︎「幼稚園・保育所」を建てられる

第二種住居地域

主に住居環境を守るための地域で、店舗・事務所・ホテル・カラオケボックスなども建築可能

▶︎「幼稚園・保育所」を建てられる

準住居地域

道路の沿道において、自動車関連施設などと調和しながら住居環境を保護するための地域

▶︎「幼稚園・保育所」を建てられる

田園住居地域

住居と農地が混在する地域で、低層住居専用地域に建築可能な施設に加えて、農業用施設(店舗・飲食店含む)も建築可能

▶︎「幼稚園・保育所」を建てられる

近隣商業地域

住民が日用品などを買い物できる地域で、住宅や店舗以外に、工場なども建築可能

▶︎「幼稚園・保育所」を建てられる

商業地域

銀行・映画館・飲食店・百貨店など商業的な施設が集まる地域で、住居や小規模な工場なども建築可能

▶︎「幼稚園・保育所」を建てられる

準工業地域

主に軽工業の工場やサービス施設などが建ち並ぶ地域で、危険性・環境への悪影響が大きい工場以外は建築可能

▶︎「幼稚園・保育所」を建てられる

工業地域

どんな工場でも建てられる地域で、住宅・店舗や建築可能だか、学校・病院・ホテルなどは建築不可

▶︎「幼稚園」を建てられず、「保育所」は建てられる

工業専用地域

工場のための地域で、どんな工場でも建築可能だが、住居・店舗・学校・病院・ホテルなどは建築不可

▶︎「幼稚園」を建てられず、「保育所」は建てられる

(参考:国土交通省|土地の使い方と建物の建て方のルールの話国土交通省|公園とみどり|田園住居地域e-GOV法令検索|建築基準法第48条・別表第2国土交通省|建築基準法制度概要集

用途地域は、建てられる施設の用途に加えて、容積率・建蔽率の上限も定められています。

容積率(%)=延べ床面積/敷地面積×100

建蔽(ぺい)率(%)=建築面積/敷地面積×100

 

容積率

建蔽率

(引用:国土交通省|建築基準法制度概要集

用途地域 (%)

第一種低層住居専用地域

容積率:50・60・80・100・150・200

建蔽率:30・40・50・60

第二種低層住居専用地域

容積率:50・60・80・100・150・200

建蔽率:30・40・50・60

第一種中高層住居専用地域

容積率:100・150・200・300・400・500

建蔽率:30・40・50・60

第二種中高層住居専用地域

容積率:100・150・200・300・400・500

建蔽率:30・40・50・60

第一種住居地域

容積率:100・150・200・300・400・500

建蔽率:50・60・80

第二種住居地域

容積率:100・150・200・300・400・500

建蔽率:50・60・80

準住居地域

容積率:100・150・200・300・400・500

建蔽率:50・60・80

田園住居地域

容積率:50・60・80・100・150・200

建蔽率:30・40・50・60

近隣商業地域

容積率:100・150・200・300・400・500

建蔽率:60・80

商業地域

容積率:200・300・400・500・600・700・800・900・1,000・1,100・1,200・1,300

建蔽率:80

準工業地域

容積率:100・150・200・300・400・500

建蔽率:50・60・80

工業地域

容積率:100・150・200・300・400

建蔽率:50・60

工業専用地域

容積率:100・150・200・300・400

建蔽率:30・40・50・60

※上記容積率は、前面道路幅員≧12mの場合

(参考:e-GOV法令検索|建築基準法第52・53条国土交通省|建築基準法制度概要集

容積率・建蔽率の具体的な上限は、特定行政庁(市区町村もしくは都道府県)が上記の範囲で定めます。

ポイント

用途地域のルールにより、幼稚園を建てられる地域は限定され、さらに建物の延べ床面積と建築面積には上限があります。

そのため、新たに土地を購入するところから始める場合は、土地探しから設計事務所など専門家に相談する方法がおすすめです。

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幼稚園の新築に関連する建築基準法の「防耐火規定」

幼稚園の新築に関連する建築基準法の「防耐火規定」

▶︎設計事例:「みふみ認定こども園」

※下記内容は概略です。詳細は設計事務所もしくは管轄所管へご確認ください。

幼稚園を含む全ての特殊建築物は、建築基準法に基づき防火・耐火に関する規定の対象になります。

主要構造部の規制

主要構造部とは、壁・柱・床・梁・屋根・階段のうち、建築物の構造上重要でないものを除く部分を指し、建物の強度を維持するための主となるパーツです。

(参考:e-GOV法令検索|建築基準法第2条第5号

幼稚園を含む「学校等」の特殊建築物には、以下のルールが適用されるため、仕様に注意しましょう。

  • 当該用途に供する3階以上の部分は、耐火構造にする
  • 建物周囲に3m以上幅員の通路を設けるなど、一定の条件を満たせば60分準耐火構造でも良い
  • 2階の床面積が300㎡以上の場合は、建生の全体を45分準耐火構造とする

(参考:e-GOV法令検索|建築基準法第27条国土交通省|建築基準法制度概要集

耐火構造・準耐火構造(60分・45分)とは、加熱開始後一定時間に建物の強度を維持できる構造で、告示に表記されている仕様もしくは個別で国土交通大臣より認定された仕様を指します。

構造の種類 内容
耐火構造

耐火性能(加熱開始後1〜3時間、非損傷性・遮熱性・遮炎性を維持する)を確保できる構造

▶︎耐火構造の条件を満たし、通常火災が終了するまでに、建築の倒壊・延焼を防止できる建物が「耐火建築物」

準耐火構造

(60分・45分)

準耐火性能(加熱開始後45〜60分間、非損傷性・遮熱性・遮炎性を維持する)を確保できる構造

▶︎準耐火構造の条件を満たし、通常火災による延焼を抑制できる建物が「準耐火建築物」

(参考:e-GOV法令検索|建築基準法第2条第9号の2・3国土交通省|建築基準法制度概要集

大規模木造建築物の規制

近年、木造幼稚園の人気が再燃していますが、大規模木造建築物は、火災時の周囲に及ぼす影響が大きいため、建物高さ・軒高・延べ床面積に応じて、耐火構造・準耐火構造にすることが義務付けられています。

※建物高さ:建物の地盤面から、最頂部までの高さ

※軒高(のきだか):建物の地盤面から、屋根を支える小屋組を支持する壁・柱上端までの高さ

建物高さ

軒高

構造の種類

建物高さ13m超

軒高9m超

  • 階数問わず、延べ床面積3,000㎡超の場合は、耐火構造とする
  • 平屋・2階建て(延べ床面積3,000㎡以下)の場合は、30分の加熱に耐えられる構造とする
  • 3階建て(延べ床面積3,000㎡以下)の場合は、60分準耐火構造とする
  • 4階建て以上(延べ床面積3,000㎡以下)の場合は、耐火構造とする

建物高さ13m以下

軒高9m以下

  • 階数問わず、延べ床面積3,000㎡超の場合は耐火構造とする

(参考:e-GOV法令検索|建築基準法第21条国土交通省|建築基準法制度概要集

このルールは、特殊建築物に限らず、全ての木造建築物に適用されます。

防火・準防火・法22条地域の規制

敷地が、防火地域・準防火地域・法22条地域内にある場合は、全ての建築物において、一定規模以上の場合は耐火構造・準耐火構造・防火構造防火構造にすることが義務付けられています。

※防火構造:屋根・外壁・軒裏などを対象に、30分の加熱に耐えられる構造

※準防火構造:屋根・外壁・軒裏などを対象に、20分の加熱に耐えられる構造

  • 【防火地域】主に駅前など建物が密集しているエリア(都市計画法に基づく)

  • 【準防火地域】防火地域の周囲にあるエリア(都市計画法に基づく)

  • 【法22条地域】防火地域・準防火地域以外のエリア(建築基準法第22条に基づく)

矢印

地域の種類 規制の内容

防火地域

  • 平屋(床面積50㎡以下)は、防火構造(外壁・軒裏のみ)
  • 平屋(床面積50㎡超100㎡以下)は、45分準耐火構造
  • 平屋(床面積100㎡超)は、耐火構造
  • 2階建て(延べ床面積100㎡以下)は、45分準耐火構造
  • 2階建て(延べ床面積100㎡超)は、耐火構造
  • 3階建て以上は延べ床面積を問わず、耐火構造
  • 全ての建物について、延焼のおそれのある部分※に含まれる外壁・軒裏は防火構造
  • 全ての建物について、屋根は市街地火災の飛び火を防止するために、一定の防火措置を講じる
  • 全ての建物について、延焼のおそれのある部分に含まれる開口部※には防火設備を設置する

※屋外の火炎が屋内に侵入することを防ぐ方向のみ

準防火地域

  • 平屋・2階建て(延べ床面積500㎡以下)は、防火構造(外壁・軒裏のみ)
  • 平屋・2階建て(延べ床面積500㎡超1,500㎡以下)は、45分準耐火構造
  • 平屋・2階建て(延べ床面積1,500㎡超)は、耐火構造
  • 3階建て(延べ床面積500㎡以下)の場合は、一定の防火措置を講じる
  • 3階建て(延べ床面積500㎡超1,500㎡以下)は、45分準耐火構造
  • 3階建て(延べ床面積1,500㎡超)は、耐火構造
  • 全ての建物について、延焼のおそれのある部分に含まれる外壁・軒裏は防火構造
  • 全ての建物について、屋根は市街地火災の飛び火を防止するために、一定の防火措置を講じる
  • 全ての建物について、延焼のおそれのある部分に含まれる開口部※には防火設備を設置する

※屋外の火炎が屋内に侵入することを防ぐ方向のみ

法22条地域

  • 一部の特殊建築物(幼稚園含む)について、屋根には一定の防火措置を講じる
  • 延べ床面積1,000㎡超の木造建築物は、外壁・軒裏を防火構造
  • 上記以外の建築物は、延焼のおそれのある部分に含まれる外壁・軒裏を防火構造

(参考:e-GOV法令検索|建築基準法第22〜25・53条第3項・61〜64条国土交通省|建築基準法制度概要集

※延焼のおそれのある部分:建築基準法で定める火災時に周辺建物へ延焼するリスクが高いとされる範囲

延焼のおそれのある部分

(引用:国土交通省|建築基準法制度概要集

防火区画

建築基準法では、火災発生時に急激に周囲へ延焼しないように、建物の構造や規模に応じて防火区画を設ける必要があります。

建物のプランによって適用される防火区画が異なるため、違いをチェックしておきましょう。

区画の種類

規制の内容

面積区画

  • 主に、一定以上の床面積を有する耐火建築物・準耐火建築物が対象
  • 建物内の火災による被害を一部分にとどめるために、500〜3,000㎡ごと床・壁・特定防火設備(加熱開始後1時間の遮炎性能)で区画する

面積区画

高層区画

  • 11階以上の階が対象
  • はしご車が届かない階は消防活動が困難であるため、面積区画よりも狭い100〜500㎡ごと床・壁・特定防火設備(加熱開始後1時間の遮炎性能)で区画する

竪穴区画

  • 吹抜け・階段・昇降路・ダクトスペース等があり、一定の階数・延べ床面積以上の建物が対象
  • 竪穴部分とそれ以外の部分を床・壁・防火設備で区画する

竪穴区画

異種用途区画

  • 1つの建物に複数の異なる用途空間を持つ建物が対象
  • 特殊建築物用途とその他の用途の間床・壁・遮煙性能を有する特定防火設備等で区画する。

異種用途区画

(参考:e-GOV法令検索|建築基準法第22〜25・61〜64条、画像引用:国土交通省|建築基準法制度概要集

防火区画に含まれる開口部には、火炎の煙・熱を感知した際に自動閉鎖する防火設備(防火シャッター・防火扉)を設置することが義務付けられています。

内装制限

内装制限とは、特殊建築物において、火災発生時に建物利用者が避難するための時間と経路を確保するために、居室および通路(廊下・階段)の天井・壁に使用できる内装材の種類を防火材料に制限するルールです。

※防火材料:火災の加熱を受けても、一定時間「燃焼しない」「防火上有害な変形、溶融、き裂その他の損傷を生じない」「避難上有害な煙またはガスを発生しない」と認められた建築材料を指し、性能を維持できる時間に応じて「不燃・準不燃・難燃材料」に分類される

(参考:e-GOV法令検索|建築基準法第35条の2e-GOV法令検索|建築基準法施行令第108条の2

内装制限は特殊建築物を対象としたルールですが、幼稚園を含む「学校等」の居室・通路は対象となりません。

ただし、一部の部屋は、建物の用途に関わらず内装制限を受けるので詳細を確認しておくことが重要です。

内装制限の対象 制限の内容
無窓居室

【居室】壁・天井:準不燃材料以上

【通路】壁・天井:準不燃材料以上

火気使用室 【居室】壁・天井:準不燃材料以上

(参考:e-GOV法令検索|建築基準法第35の2国土交通省|建築基準法制度概要集

ちなみに、建築基準法において「児童福祉施設等」に該当する保育所(保育園)や幼保連携型認定こども園は、以下のいずれかに該当する場合、内装制限の対象になります。

  • 3階以上の延べ床面積が300㎡以上の耐火建築物(100㎡以内に防火区画されたものは除く)
  • 2階の床面積が300㎡以上の準耐火建築物
  • 延べ床面積が200㎡以上のその他建築物

避難規定(階段・設備)

建築基準法では、火災時に煙・ガスによって建物利用者の避難が妨げられることを防ぐために、以下の建物に避難施設・排煙設備・非常用照明装置の設置を義務付けています。

ただし、特殊建築物のうち、幼稚園を含む「学校等」は、排煙設備と非常用照明装置の設置が免除されます。(「児童福祉施設等」は免除対象外)

(参考:e-GOV法令検索|建築基準法施行令第126条の2・4

  • 別表第1(一)〜(四)項の用途に該当する特殊建築物(幼稚園を含む)
  • 3階建て以上の建築物
  • 採光・排煙において有効な窓がない建築物
  • 延べ床面積が1,000㎡超の建築物

矢印

避難施設

建物内にいる人が、屋外など安全な場所に避難できるための措置

(例)

  • 廊下の幅を一定以上にする
  • 居室からの歩行距離が一定以下となる場所に直通階段を設ける
  • 2つ以上の直通階段を設置する
  • 避難階段・特別避難階段を設置する
排煙設備
  • 排煙窓
  • 排煙機(120㎥/分の排出能力をもつ機器)
  • 押出排煙(送風機など)

 

▶︎「学校等」は不要

非常用照明装置

以下の基準を満たす停電時に自動点灯する非常用照明装置

  • 床面で1lux(ルクス)以上の照度を確保できること
  • 温度が上昇した場合であっても照度が低下しないこと
  • 予備電源が確保されており、常用電源が遮断されても自動切り替えできること

 

▶︎「学校等」は不要

(参考:e-GOV法令検索|建築基準法第35e-GOV法令検索|建築基準法施行令第121条国土交通省|建築基準法制度概要集

幼稚園の新築に関連する建築基準法の「その他規定」

幼稚園の新築に関連する建築基準法の「その他規定」

▶︎設計事例:「篠井保育園」

※下記内容は概略です。詳細は設計事務所もしくは管轄所管へご確認ください。

幼稚園を建てる際には、児童が過ごす室内環境を良好に保つために、採光・換気に関する規定も受けます。

採光義務

幼稚園を含む特定建築物の居室には、採光のための窓(開口部)を設ける必要があります。

居室床面積 × 基準割合(「学校等」の場合は床面積1/5以上) < 窓などの開口面積 × 採光補正係数※

(照明設備により、面積の緩和措置あり)

※採光補正係数:用途地域ごと(住居系・工業系・商業系)で設けられた係数を指し、天窓は側窓における採光量の3倍として計算する

(参考:e-GOV法令検索|建築基準法第116の2国土交通省|建築基準法制度概要集

換気義務

建築基準法では、幼稚園の教室など「居室」に該当する部屋は、換気に必要な開口部もしくは換気設備の設置が義務付けられています。

  • 開閉可能な窓など換気に有効な開口部が、居室の床面積1/20以上であること
  • 必要な開口面積が確保できない場合は、基準性能以上の自然換気設備・機械換気設備・中央管理方式の空気調和設備等を設置すること

(参考:国土交通省|換気に関する規定(法第28条関係)

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幼稚園の新築に関連するその他の法令

幼稚園の新築に関連するその他の法令

▶︎設計事例:「千代田区の保育所」

※下記内容は概略です。詳細は設計事務所もしくは管轄所管へご確認ください。

幼稚園を建てる際には、建築基準法に加えて、その他の関連する法令も遵守しなくてはいけません。

幼稚園設置基準

幼稚園の園舎建設には、文部科学省が学校教育法に基づき定める「幼稚園設置基準」に適合する必要があります。

規定の対象 内容

児童数

  • 1学級につき、35人以下が原則

園舎

運動場

保育室

  • 園舎は2階建て以下が原則
  • 園舎を2階建て(例外的に3階建て以上)とする場合、保育室・遊戯室・便所は1階に配置する(園舎が耐火建築物の場合は2階でも可)
  • 園舎と屋外運動場は、同一の敷地内もしくは隣接する位置に設けることが原則
  • 保育室の面積は53㎡/室が理想(法的制限なし)

園舎

(面積)

  • 園舎は学級数に応じて以下の面積以上にする
    • 1学級=180㎡
    • 2学級=320㎡
    • 3学級以上=100㎡/学級

運動場

(面積)

  • 運動場は学級数に応じて以下の面積以上にする
    • 1学級=330㎡
    • 2学級=360㎡
    • 3学級=400㎡
    • 4学級以上=80㎡/学級
施設・設備等
  • 下記の施設・設備を設ける
    • 保育室・遊戯室(兼用可)
    • 職員室・保健室(兼用可)
    • 便所
    • 飲料水用設備
    • 手洗い・足洗い用設備
  • 保育室(遊戯室)の数は、学級数を上回ること
  • 飲料水用設備は、手洗い・足洗い用設備と区別する
廊下
  • 片側居室の場合は、幅員1.8m以上が望ましい
  • 両側居室の場合は、幅員2.3m以上が望ましい
階段
  • 避難用に1カ所以上の直通階段を設ける(2カ所以上あると望ましい)
  • 蹴上げ16cm以下・踏面26cm以上・踊場幅140cm以上が望ましい
  • 踊場は高さ3m以内ごとに設置する
  • 直接階段の踊場幅は1.2m以上とする
その他の施設・設備
  • 以下の施設・設備を備えるように努める
    • 放送聴取設備
    • 映写設備
    • 水遊び場
    • 幼児洗浄用設備
    • 給食施設
    • 図書室
    • 会議室
職員配置
  • 必要職員:園長・教諭・学校医・学校歯科医・学校薬剤師
  • 例外的に配置が不要な職員:教頭
  • 配置に努める職員:養護教諭・養護助教諭・事務職員
  • 1学級あたり専任教諭1名を配置する

(参考:e-GOV法令検索|幼稚園設置基準

ちなみに、保育園・幼保連携認定こども園には、児童福祉法に基づき厚生労働省が定める「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」が適用されるため、幼稚園の設置基準とは内容が異なります。

(参考:厚生労働省|幼稚園と保育所の基準の比較【職員配置・施設設備等】

【おすすめ記事】
保育園の設置基準について

幼稚園施設整備指針

幼稚園施設整備指針とは、文部科学省が定めるガイドラインで、幼稚園の園舎や園庭を計画するための基本的な考え方と留意事項がまとめられています。

建築基準法などとは異なり法令ではありませんが、学校(幼稚園)設置者は、建物の安全環境・保健衛生環境を適切に確保するために、幼稚園施設整備指針の内容に十分配慮する必要があります。

幼稚園施設整備指針の中に書かれている主なポイントは以下の通りです。

  • 施設計画(園地計画・通園環境・配置計画など)
  • 園舎計画(保育空間・共通空間・管理空間など)
  • 園庭計画(運動スペース・遊具・遊び場・緑化スペース・門や囲障など)
  • 詳細設計(内装・外装・開口部など)
  • 構造設計(上部構造・基礎・既存施設の耐震化など)
  • 設備設計(照明・電力・情報通信・給排水・空調・防災に関する設備など)
  • 防犯計画(敷地境界および敷地内、建物の防犯対策・防犯監視システム・通報システムなど)

(参考:文部科学省|幼稚園施設整備指針

消防法

幼稚園を建てる際には、消防法の規定も必ず確認しましょう。

主なチェックポイントは以下のとおりです。

  • 消火設備(消火器具・屋内消火栓・スプリンクラーの設置距離など)
  • 警報設備(自動火災報知設備・漏電火災警報器・消防機関への通報装置・非常警報器具及び設備を、300〜500㎡に1カ所以上設置しなくてはいけない)
  • 避難設備(避難器具・誘導灯及び誘導標識を、想定施設利用者に応じて必要数以上設置しなくてはいけない)
  • 防災管理定期点検報告(年に1回、防災管理点検などの結果を消防機関に報告する義務がある)

(参考:消防法消防法施行令

バリアフリー法

幼稚園は、バリアフリー法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)において、特定建築物に該当し、「建築物移動等円滑化基準」への適合努力義務の対象になります。

【建築物移動等円滑化基準】の概要

  • 玄関出入り口:幅80cm以上とし、幅120cm以上が望ましい
  • 居室出入り口:幅80cm以上とし、幅90cm以上が望ましい
  • 廊下等:幅120cm以上とし、幅180cm以上が望ましい
  • 傾斜路(スロープ):手すりは最低片側に設置し、幅120cm以上とし、幅180cm以上が望ましい(勾配は1/12以下とし、屋外は1/15以下が望ましい)

※上記の他に、アプローチ・駐車場・浴室・トイレ・エレベーター・案内表示等に関する規定あり

(参考:国土交通省|バリアフリー法の概要について(建築物関連)

建築物移動等円滑化基準に適合しているかどうかは、建築確認の際に建築基準法への適法性と併せて審査されます。

その他自治体の条例

国の定める規定に加えて、各自治体によっては、幼稚園の建設にかかわる条例を設けている可能性があります。

そのため、計画の初期段階で、自治体の都市計画課や建築指導課などに詳細を確認しましょう。

自治体の条例により、各法令の緩和措置を設けている場合もあります。

ポイント

幼稚園を建てる際には、建築基準法だけではなく複数の法令を守らなくてはいけません。

そのため、幼稚園の新築を検討している方は、これまでに設計実績が豊富な専門家に相談することをおすすめします。

YA+A 横松建築設計事務所【保育園・幼稚園】の事例

YA+A 横松建築設計事務所の無料相談サービス

 

幼稚園の新築・開業に関する「よくあるQ&A」

幼稚園の建設に関する「よくあるQ&A」

▶︎設計事例:「森のようちえんウブントゥ」

ここでは、幼稚園の新築・改修について、多くのお客様からいただくご質問を紹介します。

Q.幼稚園の建築費用はどのくらいかかる?

A.幼稚園の建設費用は、立地・規模・建物の仕様グレードによって異なり、40〜50万円/㎡(130〜165万円/坪)が相場で、それ以外に設計管理料として建築費用の10〜15%程度かかります。

つまり、延べ床面積120坪の幼稚園を建てる場合は、建物だけで1.6〜2.1億円程度かかるということです。

このほかに、遊具や備品、広告宣伝費などの諸経費が発生するため、少しでも費用を抑えたい方は補助金や助成金を活用しましょう。

Q.幼稚園を木造で建てるメリット・デメリットは?

A.木造幼稚園は増えており、コスト面や快適性におけるメリットがある反面、建物性能において事前に知っておいていただきたいデメリットがあります。

メリット
  • 国の木材利用推進による補助事業などを利用できる
  • 非木造(RC・S造など)より工期が短い
  • 非木造(RC・S造など)より、建築費用を抑えられる
  • 環境負荷を軽減できる(非木造よりライフサイクルにおけるエネルギー消費量やCO2排出量が少ない)
  • 無垢材による調湿性などにより、快適な室内環境になる
デメリット
  • 非木造(RC・S造など)より、防音・遮音性が低いため、設計に工夫が必要
  • 耐火設計が必要
  • 構造体により、間取りが制限される可能性がある
  • シロアリや木材腐朽による建物の耐力低下を防ぐために、メンテナンスが必要
  • 関連する法令の基準を木造で全て満たすためには、設計技術が必要

 

これらのメリット・デメリットを踏まえて木造園舎を設計するためには、豊富な知識と技術が必要です。

そのため、木造で幼稚園を建てたい方は、実績のある設計事務所に相談しましょう。

Q.将来的に、幼稚園を保育園や認定こども園に用途変更できる?

A.幼稚園と保育園・認定こども園では、建築基準法における建物用途が異なるため、用途変更の際には確認申請が必要です。

用途変更による建築確認では、既存建物の適法性が再チェックされ、建築基準法や消防法に適合していない部分は是正指導を受けます。

また、幼稚園と保育園・認定こども園では設置基準が異なるため、そのための改修工事も必要です。

そのため、幼稚園を別の児童用施設にリノベーションしたい方は、まず建築士などの専門家に相談しましょう。

まとめ

環境に配慮した建築設計は横松建築設計事務所へお任せください

幼稚園を建てる際には、建築基準法における様々なルールに適合する必要があります。

また、建築基準法以外にも、消防法や設置基準、自治体の条例などの基準も全て満たさなくてはいけません。

「信頼できる設計事務所を見つけたい」「幼稚園の開業を後悔したくない」という方は、まず設計の専門家へご相談ください。

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YA+A 横松建築設計事務所の設計事例

お問い合わせ

ミッション

僕たちのミッションは『すべてのクライアントに後悔のない建築を届ける』事です。

・洋服→試着ができる
・食品→試食ができる
・車→試乗ができる

上にあげたものと比べて圧倒的に『建築』は高価です。
ですが試しに作ってみることができません。

『建築』は一回勝負です。

なので、失敗してもやり直すことができません。
一回で満足の行く建物が出来るように計画して遂行する必要があります。
お客様のプロジェクトが確実に成功するようにYA+Aは常に全力で取り組んでいます。

建築が出来るまでには複雑に絡み合う大量の要素があります。
まずはそれらをシンプルになるように各フェーズごとに切り分けます。

①土地を探す
②土地に対してプランニングをおこなう
③資金計画、スケジューリングをする
④設計・デザインをする
⑤補助金等が使えるかどうか確認する、融資の手続きをする
⑥建築許可等各種申請をする
⑦トータルでのブランディングをおこないかかるコスト以上の価値を建築につける
⑧施工会社選定・入札サポート・コスト管理をおこない建築コストを予算内におさめる
⑨施工監理をおこない建物クオリティを保ち完成させる

簡単に書き出すと上記の項目が挙げられます(細分化するとキリがないくらいの量になりますのでこのくらい大まかにしておきます。)

これらを一つ一つ丁寧にクリアしていくことでお客様に安全で性能を担保した建築を予算内で計画した期間内で完成させます。
そして建築に支払ったコスト以上の価値を付加します。

YA+Aは200棟以上の建物を企画・設計・監理してきました。
エリアは日本では関東を中心に東北、関西、九州に実績があります。
海外では中国で9999㎡の巨大な宿泊施設と幼稚園、スポーツジムの複合施設の設計・監理の実績があります。
小規模〜大規模の様々な建築を全力で設計・監理してきました。
土地探しからお役に立てるように不動産知識、ネットワークの向上に常に努めています。
最適なプランニングをおこなうために調査・検討を怠りません。
計画が滞らないよう時間・お金に対する計画は常にプランニングと連動させ確認しながら進めています。
性能・デザイン・コストを意識しながら設計をしています。
補助金等を使用して資金的に有利に建築を進められるようにコンサルティングをしています。
建築をするために必要な各種申請をスムーズにおこないます。
お客様が支払う建築コスト以上の価値が出るようにブランディングのお手伝いをしています。
建築コストを予算内かつコスパよくするために、施工会社選定・入札サポート・コスト管理を徹底的におこないます。
建物が合法的でクオリティの高いものになるように様々な監理をおこなっています。

お客様の建築を『成功』させるために必要なあらゆる項目をYA+Aスタッフ全員が全力でお手伝いさせていただきます。

以下にYA+Aが建物を設計する際に大切にしていることを書かせていただきましたので是非読んでいただければ幸いです。

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建築投資ガイドブック

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建築は、完成してからではやり直せない【最大の投資】です。本書では、ヒアリング × BIM × コスト・スケジュール・品質の三位一体管理によって、後戻りコストを最小化し、建築を採用・ブランド・業務効率・集客につながる経営資産へと変える視点をまとめました。

建物を建てたいオーナーの方はもちろん、顧客満足度を高めたい設計事務所関係者の方にも役立つ内容です。

なお、本書の元となった文章のダイジェスト版は Web にて無料公開しています。

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設計事務所の仕事内容はお客様からすると、何をしてくれるのだろう?と分かりづらいかと思います。
YA+Aは設計、デザインはもちろんですが、資金計画や入札管理等のお金の事、工事監理による建物クオリティに関する事、プロジェクト全体のスケジュール管理、それ以外にも土地の事など建築プロジェクトの最初から最後までお客様のサポートをさせていただいております。
YA+Aの仕事について25分程の動画をつくりました、是非ご覧ください。

YA+Aについて

1981年創業の設計事務所です。
医療、福祉、こどもの建物、店舗、住空間など様々な建物の設計経験の蓄積があります。 長い経験に基づいた多数の建築、メディア、講演等、多彩な実績を持つ会社です。
また2008年から取り入れたBIM(3次元設計)のベテラン(業界トップクラス)でもあります。BIMの技術を活用してわかりやすくきめの細かい設計サービスを提供しています。
東京、栃木、新潟の3拠点をベースに26名のスタッフで『全てのクライアントに後悔のない建築を』をテーマに日々、設計、デザインの技術を研鑽しています。
お客さまが建築に投じる多額の投資を一番効率的かつ満足度の高い形で実現させる事を一番に設計・監理を行う会社です。

様々な媒体に掲載、全国各地で講演しています

雑誌、WEB記事、教育用ムービー、ラジオ等様々なメディアにて取り上げていただいております。
また、教育機関にて学生の教育や全国各地で建築のプロ向けの講演会でお話しさせていただいております。
これまでの雑誌掲載一覧

お客様の建築を満足して完成するためのYA+Aのサポート内容

建築を本当に満足して建てるためには様々な要素が関係しますが、その中で特に重要なものが以下になります。
・デザイン、設計
・資金計画、コスト管理
・施工クオリティ、スケジュール管理
上記のバランスが取れた状態でお客様のプロジェクトが進むようにYA+Aは様々なフェーズでサポートさせていただきます。

YA+Aは不動産業の登録をしています。
不動産取引の知識+建築設計のノウハウを活かし一人一人のお客様の要望(予算、エリア、面積、建物用途etc…)にあわせて最適な不動産をお探しします。 また、不動産を探すだけでなく、その土地にどのようなボリュームの建物が建てられるかの検討を一級建築士がおこない「土地」+「建物」の資金計画をご提案します。 一般的な不動産会社では提供していないサービスを含んでいますが仲介手数料は一般的な不動産会社より安価な「消費税抜きの土地の価格×2%」とさせていただいております。

敷地情報及び施設規模等のご要望をもとにラフプランを作成しスケジュール、概算の建築費を算出いたします。
設計の初期段階から資金計画、工程計画を意識して進めることによってお客様の計画実現を徹底的にサポートします。

初期プランニング提出物
①建築プラン
②概算資金計画書
③工程表

上記3点を打ち合わせ毎に提出し資金計画、スケジュールを間違いの無いように進めていきます。

建築をお客様の理想の建物に近づけるためには、お客様と設計事務所のイメージを間違うことなく共有することが必要です。
高い精度でイメージ共有するために(BIM)3Dデータを用い様々な角度から提案、確認をさせていただいております。
視覚的に打ち合わせすることによってお客様にわかりやすく提案することに加え、提案に対してお客様からのご意見もいただきやすくなります。
BIM(3D)ベースの打ち合わせによって提案を磨き上げ理想の建築を目指すことをお約束します。

土地の条件や建物の規模によって適切な工法は違います。YA+Aではお施主様のご要望や土地の条件、予算等をもとに適切な工法を提案させていただきます。 建具やその他材料も一般的な既製品だけでなく様々な物を選択の視野にいれてお施主様の理想の施設を目指します。

自由な工法の一例
・構造は在来木造、SE構法、鉄骨造、鉄筋コンクリート造その他様々な工法に対応可能です、もちろん構造計算によって安全性を担保します。
・左官や無垢材、塗装にマニアックな材料も安全性を考慮の上選択肢に。
・イベントを兼ねた自主工事などお客様のご希望に沿うことができます。

その他ご希望があれば遠慮なくご相談ください。

法人様が各種公募に参加するための各種図面、建築費等の資料作成、事業計画、プレゼンテーション資料作成などのお手伝いをいたします。
3Dパースや動画等で審査員に計画内容をわかりやすくお伝えします。
期間が短い場合でもなるべく対応させていただきますので、できる限り早めのお声掛けをお願い致します。
園舎、障害者施設、高齢者施設等の公募サポート当選実績があります。

各種補助金申請のための図面、資金計画、申請書類等の作成のお手伝いを承っております。
期間が短い場合でもなるべく対応致しますので、できる限り早めのお声掛けをお願い致します。
園舎、高齢者施設、障害者施設、事業再構築補助金、WAM融資の実績があります。
建て替えの為の老朽度診断、耐震診断のお手伝いもいたします。
お客様の案件ごとに補助金をお調べいたします。

お客様の建物のクオリティを保つため、建設会社が実施設計図面の通りに工事しているか、工程に遅れが出ていないか、様々なことをチェックします。
建物が完成した後、実施設計図面通りに出来ているか、ミスは無いか検査を行います。
各種法令に対応するように確認をおこない、役所や消防、その他の行政検査の手続き、立ち会いをおこないます。

お客様の建物が適正な価格で建てられるように、コスト管理を行います。
作成した図面をもとに、施工会社の入札管理、見積り内容のチェックをおこない、施工会社の選定のお手伝いをします。(お客様のお付き合いのある施工会社での施工も可能です。)
また、予算内に建築がおこなわれるように入札以外にもVE、CD等各種調整もさせていただきます。
設計するだけでなく、施工費がお客様の予算内で収まるように調整することを大切に考えてプロジェクトを進めさせていただきます。

お客様の理念を形にした建物だけでなく、トータルで一貫したロゴ、WEB、ムービー、パンフレット等のリブランディングのお手伝いもお受けいたします。
設計で作成する3Dはムービーとして施設完成前にもWEB等で集客、求人アピール等にご活用いただくことができます。

WEBサイトデザイン

建築以外でもトータルでお客様のビジネスの『見た目』を整えます

ビジネスにとっての「見た目」はオフィス、インテリア、WEBコンテンツ、パンフレット、広告、zoomの背景などなど。
これらをバランスよくデザインし、整える事であなたのビジネスがより「正しく」お客様や求職者に興味を持ってもらう事ができるようになり、より「正確に」あなたのビジネスの中身を理解してもらう回数を増やします。
そのように整えた見た目は集客、求人を強化することができる、会社にとっての「資産」になると考えています。
+Aは実際に設計事務所、WEBコンテンツ販売事業、福祉事業を経営しながら培った集客、求人のブランディングスキルを活用し一貫性を持ってオフィス、インテリア、WEBコンテンツ、パンフレット、広告までトータルブランディングをおこない、あなたの会社の「見た目」を「資産化」させるためのクリエイティブチームです。
WEBサイトデザイン
ロゴデザイン
パンフレットデザイン
オフィスデザイン
SNSアカウントデザイン
看板デザイン

適切な構造選び

構造は重要です、耐震性、安全性はもちろんですが、コストに対しても影響が大きいので環境や経済状況に合わせて適切な構造方法を設計しないと建設計画に支障をきたすことになります。
木造は一番安価なイメージがありますが、特殊な条件下では鉄骨造より高コストになる場合もありますし、一番高価に思われる鉄筋コンクリート造がベストな選択になる条件もあります。
YA+Aでは様々な工法に対応しています。
お客様の目的に対して適切な強度を保ち、コストパフォーマンスの良い構造を提案させていただきます。
また、経験豊かなスタッフが品質を保つために適切な監理をおこないます。
以下に各構造の工事の流れを簡単にまとめた動画を設置していますのでイメージの助けになれば幸いです。
お問い合わせ

・定期報告について

・営繕コンサルティングについて

・耐震診断について

・老朽度診断
建物の建て替えの際に老朽度診断が必要になる場合があります、建物検査の上診断書を提出させていただきます。

各種業務お気軽にお問合せください。

YA+Aに相談する

打ち合わせ

建物を設計する上で『打ち合わせ』は一番大切と考えています。
図面、パース、3D、資金計画、スケジュール、etc..大量の情報をお客様と共有できないと設計を満足いただける形で仕上げることはできません。
YA+Aでは対面はもちろんZOOM等のリモート会議でもイメージ共有を万全に取るために、様々な資料を共有してメモを入れながらお客様に説明をしています。

※BIMは建物を失敗しないために絶対必須のツールです。

お客様が建物を建てるために支払う金額は決して安いものではありません。
私たち設計事務所の仕事はお客様が支払う対価を出来る限りお客様の理想の建物に近づけることです。
そのためには先ずお客様と設計事務所のイメージを間違うことなく共有することが必要です、このイメージ共有がうまくいかないまま建物の設計、施工を進めてしまうとお客様にとって思いもよらぬ建物が出来てしまうというトラブルの可能性があります。
横松建築設計事務所ではお客様とのイメージを高い精度で共有するためにBIMデータを用い様々な角度から提案、確認をさせていただいております。
設計初期からBIMを用い視覚的に打ち合わせすることによってお客様にわかりやすく提案することに加え、提案に対してお客様からのご意見もいただきやすくなっています。
BIMベースの打ち合わせによって双方の案によって提案が磨き上げられていくことはBIMによる設計の特徴の一つです。

BIMについて詳しく

全国対応可能です

YA+Aは様々なテクノロジーを活用してエリアの制約を受けることなくクライアントの建築にコミットしたいと考えています。
もちろんFACEtoFACEの打ち合わせは一番わかりやすいですが、社会情勢や距離を鑑みてバランスよく適切なコミュニケーションを提案していきます。
WEBミーティングの画面共有とBIMは相性抜群で、建物の形状を共有しながら打ち合わせをおこなうことが可能です、ミーティングを密に繰り返すことで建築デザインをクライアントの理想に近づけていきます。
また、東京・大阪・福岡・鹿児島・熊本・広島・栃木を結ぶ建築家のネットワークによって建物のデザイン・設計・監理をエリアを問わず対応することが可能です。

WEBミーティングについて

会社概要

株式会社 横松建築設計事務所
代表者:一級建築士 横松邦明
設立:1981年
資本金:22,100,000円
事務所登録:一級建築士事務所・東京都知事登録第62130号
栃木県知事登録第A-ト1130
管理建築士:横松宏明 一級建築士 登録第123630号
社員26名(一級建築士11名、二級建築士8名、宅地建物取引士1名、木造耐震診断講習修了者3名、栃木県震災建築物応急危険度判定士2名、建築積算士1名、福祉住環境コーディネーター二級1名)

様々な分野のプロフェッショナル集団 横松建築設計事務所

東京オフィス
〒120-0036
東京都足立区千住仲町19-6和光ビル402号室
TEL 03-5284-7106

宇都宮オフィス
〒320-0843
栃木県宇都宮市花園町4-1
TEL:028-635-7226

新潟オフィス
〒940-1105
新潟県長岡市摂田屋1丁目10番25号

Q&A

これまでお客様からいただいた『質問』をまとめました。
以下にまとめた以外にも『設計』はわかりづらいことが多いと思います、一つ一つわかりやすく説明させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。

  • 仕事の進め方について
  • お金について
  • スケジュールについて
  • 工事について
  • 工法について

仕事の進め方について

特に準備は不要ですので、お気軽にお問合せください。
メールでも電話でも大丈夫です。
雑談レベルで会話をしながらお話を伺って形にしていきます。
コミュニケーションの中でお客様の建物にとって必要な情報を抽出して建築案に反映させていきます。

問題ありません、まずサンプル写真でお好みをお伺いします。
また、建物の用途にあうデザインをご提案させていただきます。
提案するデザインは3Dで隅々までわかりやすくお見せします、関係者の方々にも共有しますのでわかりやすく、共感性のあるデザインをお約束します。
また、デザインは納得できるまで調整いたしますので、最初はよくわからなくても最終的には精度の高いデザインが実現するようにサポートいたします。

3Dでわかりやすく提案しています。
お時間をとって申し訳ありませんが、こちらの動画を見ていただけると僕たちの提案のわかりやすさを体験することができますので是非ご覧ください。

建築は様々な要素が複雑に絡み合ってできています。
・デザイン性
・安全性
・利便性
・経済性
・資産性
・スケジュール
掘っていけばいくらでも項目は挙がります。
例えば今挙げた項目を全て満たす建築。
デザインがよく、安全で、便利で、長持ちして、利益を産む建物を予算内で望み通りのスケジュールで仕上げる。
これらは全てが重要なものですが、相反することもあります。
なので、全部100点満点にすることはほぼ不可能と考えています。
最上のバランスでお客様の要望を具現化するために。
・デザイン⇨BIM(3D)を最大限に活用し見える化した上で確認しながら進める。
・安全性⇨構造、耐火、視認性、水害対策、防犯性、様々な要素を検討する。
・利便性⇨様々な視点から見た動線、使い勝手、効率性を合理的に検討する。
・経済性⇨上記の内容をクライアントの予算内におさまるようにコスト検討。
・資産性⇨メンテナンス性、陳腐化しないデザインで資産価値の落ちにくい設計。
・スケジュール⇨竣工までに必要な項目を全て把握しスケジュールを管理する。
当たり前のことに聞こえますがこれらを総合的に検討しながらお客様の建築を成功と言えるものに導くことが僕たちの仕事だと考えています。
まとめますと、様々な要素をお客様の納得がいくバランスになるまで繰り返し調整していきますので、ご満足いただける状態にできると考えています。

設計ミーティングは1,2週間に1回のペースでおこないます。
場所は東京オフィス、宇都宮オフィス、ZOOMのいずれかでおこないます。
図面、3D、資金計画、スケジュール表を共有しながら、建物を完成させるために様々な打ち合わせをおこないます。
また、案件専用のチャットグループを設けこまめに連絡を取りながら設計を進めていきます。
ベースは1,2週間に1回のペースでのミーティングですが適宜状況に合わせて様々な話し合いをしています。
現地でのミーティングは必要に応じてお伺いさせていただきます。

4分程度の動画にまとめておりますのでお時間をいただいて申し訳ありませんが見ていただければと思います。

昨今ZOOMが普及したことにより、これまで移動に使用していた時間がお客様のための設計時間に当てることができ、より高いクオリティの仕事ができるようになりました。
とてもありがたいことです。

確かに複雑に思えますが、なるべく簡単な使い方をしていますし、弊社スタッフが設定、レクチャーをがんばらせていただきます。
過去にツールを使うことができなかったお客様はいませんのでご安心ください。

ツールが入った端末をお貸出(無料)できますので問題ありません。モニターに図面や3Dを映して一緒に画面を見ながら打ち合わせをしています、3Dだけでは質感がわかりづらいのでカタログやサンプルをご用意して触っていただきながら打ち合わせをしています。 お気軽にご相談ください。

モニターに図面や3Dを映して一緒に画面を見ながら打ち合わせをしています。
3Dだけでは質感がわかりづらいのでカタログやサンプルをご用意して触っていただきながら打ち合わせをしています。

月2回程度の定例会議にて進捗報告や設計変更、仕様確定などの打ち合わせをしています。
それ以外にも分科会として様々な打ち合わせをしながら工事を監理しています。

簡単なイメージとしては3Dで建物を設計することです。
様々なメリットがありますが一番はお客様にわかりやすく設計を伝えることです、イメージを共有しながら設計を進めることが一番大切なことだからです。
詳しくは下記のページを見ていただけるとよくわかると思います。
https://www.yokomatsu.info/bim/

たくさんのお客様よりご感想をいただいています。

YA+Aは創業の1981年より沢山の建物の設計監理に関わってきました。
以来今日まで、近江商人の「三方よし」(売り手よし・買い手よし・世間よし)の精神・・・いわゆる「お客様の満足・利益、社員家族の生活の安定、社会への貢献」を社是として邁進して参りました。
お客様に満足していただくことはもちろんのこと、一歩進んで社会貢献が出来てこそ自分たちの存在意義がある、という理念のもと、すべてのお客様の満足の先に大らかで豊かな社会の実現があることを信じ、私たちは、真摯に、愚直に、目の前の仕事一つひとつと向き合って参りました。
お陰様で、一人ひとりのお客様とのご縁がさらに新たな出会いへと繋がり、これまでご縁のあった多くの皆様が、現在の私たちを支える大きな力となっていることを実感しています。

YA+Aに相談する

  • 太陽の感じることのできる空間、高齢者施設を感じさせることのないデザイン、
    職員のパフォーマンスを最大限に高める建物を希望し、横松さんに設計をお願い致しました。出逢いから竣工まで、約4年超かかりましたが、ずっと伴走して下さり希望どおりの建物が完成いたしました。
    建物を創るだけでなく、補助金の申請に関する事務やアドバイス等たくさんの支援もして下さいました。常に施主側の想い寄り添ってくださり本当に感謝しています。日頃の打ち合わせもZOOM等を活用し、距離を感じることなく十分な検討を行うことが出来ました。
    当法人の入所者の方が「生きてて良かった」と言ってもらえるように、当法人の仲間が「ここで働けて良かった」と思える空間が出来上がったと思います。
    本当に長い間ご一緒に仕事をさせてもらえたことに感謝いたします。今後もクライアントという関係性を越え、同志としてお付き合いさせてもらえればと願っております。
    素晴らしい建物と共に、これからの高齢者福祉を支える一翼として邁進して参ります。
    本当に、本当にありがとうございました。

  • チベット高原における西寧森林幼稚園:国を超える夢へ

    西寧森林幼稚園名誉園長 盧中潔

    標高2000メートルを越える高地に森の幼稚園を創ろうとする夢は2018年から芽生えた。「35以上の少数民族が住んでいる夏の都―青海省西寧市で幼稚園を創りたい」。このような問い合わせを受けた横松社長が大雪の中から現れ、夢を語る初めての打ち合わせだった。「起伏感があり、閉塞感がなく、子どもたちは自由に探究できるような園にしたい」。日本の幼児教育を学びに来る留学生として、倉梯惣三の思想に大きく影響され、自分が望んでいる園の理想像を実家の西寧に実現したい。その後、中国のみなさんは横松さんが持ってきたデザインに一目惚れした。8の字に建物を立体交差させ、無限大の∞のような形だった。
     それから、言語の壁、制度の違い、工事の水準やコロナの影響など数多くの困難に直面してきたが、中国現地と協働体制を整え、着工してから4年間もした2022年3月、やっと夢のような開園を迎えた。その中で、開園に至るまで大きく機能したのは、BIMソフト「ARCHICAD」による三次元建物モデルであった。遠く離れている西寧でも幼稚園の模様をその場にいるかのように確認することができる。
     嬉しいことに、園のデザインは「日本工業経済新聞社」社長賞に受賞され、西寧ないし中国の西北地域の政府関係者に報道されたり、幼児教育業界の方々に高く評価されてきた。開園して2年間もないうちに、市の中心部から10㎞以上も離れている立地において、200人以上の園児はスクールバスで毎日通っている。一番遠い子は片方で20㎞以上も離れているところから通っているが、子ども視線で創られた園に来たいという子どもと保護者からの感想があった。このような場面を一早く横松建築設計のみなさんにも共有したい気持が一杯である。西寧森林幼稚園のみなさんも、長年積み上げてきたパートナーシップこそ大事な宝物だと共感している。
     インターネット環境が進んでいる今日、このような日中の国の壁を越えるような成功例がこれからもきっと多く湧いてくるだろう。より多くの子どもの夢を支えるように、横松建築設計とのご縁を大事にしていきたい。

  • 関東方面での保育園計画が初めてでしたが、最初から最後まで横松設計さんにサポートし ていただき、法人の想いが形になり、とても満足しております。 土地探し、公募対応、施工業者選定、入札、借入相談、補助金申請など、設計だけではなく トータルで対応していただけたので安心してお任せすることができました。
    遠方だったため zoom での打合せが多くなりましたが、法人の要望を的確に受け止めていた だき、イメージ等もたくさん出していただいたのでとても分かりやすく進めることができ ました。 また、畳のランチルームやパススルーロッカーなど、設計実績があるからこその多くの提案 があり、きめ細かな設計に感動しています。 出来上がった保育園は、木のぬくもりがある園舎と自然が感じられる園庭で、子ども達が楽 しそうに過ごしています。保護者や先生達からもとても評判が良いです。 出来上がってからも細かいところまでフォローしてくださるので、ちょっとしたことでも 安心して相談できます。これからも宜しくお願いします。

  • 私たちの保育園は、鉄骨造の建替えをお願いしました。特にバルコニーの特徴的な外観が気に入り、まさに理想の保育園となりました。また、モンテッソーリを取り入れた内装や教具入れのデザインにも大変満足しています。
    デザインに関しては、納得いくまで何度も提案してくれたことが印象的でした。おかげで、最終的なデザインに大変満足しています。
    さらに、3Dで建物の中を体験させてくれました。これにより、実際にどのような空間になるのかを事前に把握することができ、理解しやすくなりました。これは、保育園の運営において重要なポイントであるため、大変助かりました。
    建築費についても、何社も見積りを取ってくれました。これにより、コストパフォーマンスが良い選択ができました。結果として、安く済むように努力してくださったことに感謝しています。
    おかげで、新しい保育園が無事に完成しました。これからも、子どもたちに安心して通える保育園を提供できるよう、引き続きお世話になりたいと思います。今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

  • 鉄骨造の保育園の建替えについて、素晴らしいサービスを受けることができました。
    特に、タイル張りのシンプルで耐久性のある外観には大変満足しています。内装や教具入れのデザインもホワイトを基調としたシンプルで機能的なもので、とても気に入りました。
    さらに、建替えの打ち合わせも丁寧に行っていただき、漏れのない図面を仕上げていただきました。何度も細かな修正にも対応していただき、本当にありがとうございました。
    また、建築費が予算内でおさまるように、複数の建築業者の入札を仕切ってくださったことにも感謝しています。こちらの要望や予算に合わせて、最適な提案をしていただきました。
    この度は本当にありがとうございました。建替え後の保育園は、子どもたちが安心して過ごせる居心地の良い場所になっています。

  • 保育園の設計において、私たちの希望をすべて叶えてくれたと感じています。特に8の字になった回遊できる廊下は、先生方も子どもたちも大変気に入っており、楽しく過ごすことができる空間になっています。
    また、木造の素材感を活かした内装デザインは、温かみがあり、自然に触れることができる環境を作り上げてくれました。これにより、子どもたちが安心して過ごせる空間が実現しました。
    さらに、BIMを用いて立体空間を体験させてくれたことで、設計段階から具体的なイメージを持つことができ、納得のいく打ち合わせが進められました。その結果、漏れのない図面が作成され、より良い保育園が完成しました。
    また、建築費が予算内に収まるよう、複数の建築業者の入札を適切に仕切ってくれたことは大変助かりました。これにより、質の高い保育園を予算内で実現できたことに感謝しています。
    全体的に素晴らしいサービスであり、私たちの保育園に対する理想を具現化してくれました。この保育園で子どもたちが楽しく成長できることを確信しています。

  • この保育園の設計には本当に感動しました。シンプルでセンスを感じる外観デザインは、園児たちが毎日楽しみに通う場所となっています。大きな吹き抜けのあるランチルームは、滑り台や空間に飛び出す家が設置されており、綺麗なライトがたくさん下げられています。ランチルームからは富士山が眺められ、子どもたちに素晴らしい景色を楽しませてくれます。
    また、子供が利用できるキッチンは食育にとても役立っています。木造の木の質感を活かした内装デザインも大変気に入っています。さらに、BIMで立体空間を体験させてもらったことで、イメージがぐっと膨らみました。納得いくまで打ち合わせを重ね、漏れのない図面を仕上げてくれたことも大変ありがたかったです。
    建築費が予算内でおさまるように建築業者とのやりとりもしてくれ、遠方の山まで監理に来てくれたのは本当に感謝しています。この保育園の設計は、園児たちの成長とともに、私たちの心にも深く刻まれることでしょう。

  • 私たちの要望を丁寧に聞いてくださり、広大な敷地に障害者入所施設、多目的ホール、保育園、就労支援施設の4つの建物を設計していただきました。何度もプランニングを繰り返すことで、最高のプランができあがり、私たちは大変満足しています。
    この施設のデザインは、一見すると福祉施設には見えないモダンなデザインで、利用者の皆様にも快適に過ごしていただける空間が提供されています。また、施設のコンセプトであるまちづくりも実現でき、地域に根ざした施設ができあがりました。
    設計チームは、コストパフォーマンスにも優れた設計を提案してくれ、予算内で素晴らしい施設が完成しました。プロジェクトを進める中で、設計チームは粘り強くクライアントに寄り添い、我々の要望を的確に捉え、素晴らしい仕上がりになったことに感謝しています。

  • 就労支援施設、高齢者デイサービス、発達支援、放課後デイサービスといった多機能を備えた施設は、前例がないほど珍しいケースでしたが、設計チームは丁寧に対応してくれました。
    デザインは非常に秀逸で、私たちだけでなく関係者からも大変評判の良いものとなりました。内装デザインやディスプレイまで一貫して手掛けていただき、統一感のある施設に仕上がりました。また、BIMを用いた提案はわかりやすく、理解しやすかったです。
    設計変更にも柔軟に対応していただき、気兼ねなく相談することができました。そして、建築コストも予算内で収まり、それ以上の価値を感じる素晴らしい建物が完成しました。
    この設計チームと一緒にプロジェクトを進められたことを心から感謝しております。今後も多くの人たちが利用するこの施設が、地域の福祉に貢献できることを確信しています。今回のプロジェクトを成功させてくれた設計チームに改めて感謝申し上げます。

  • YA+Aは素晴らしい仕事をしてくれました。まず、彼らのデザインが非常に魅力的で、それが私をウェブサイトで問い合わせさせるきっかけとなりました。しかし、彼らのサービスはデザインだけに留まらず、貸店舗を成功させるためのビジネス面でもたくさんの知恵を提供してくれました。
    この会社は、ウェブでの集客にも力を入れてくれ、効果的なマーケティング戦略を提案してくれました。これによって、建物がオープンする前にすでにテナントが入る状態になり、大変喜ばしい結果となりました。
    建物自体もデザイン性が高く、資産としてとても価値のあるものができあがりました。このような素晴らしいサービスを提供してくれた会社に感謝の気持ちでいっぱいです。彼らは私が持っていたビジョンを具現化し、期待以上の成果を引き出してくれました。
    これからも、彼らのサービスを利用したいと思いますし、友人や知人にも自信を持ってお勧めできる会社だと感じています。彼らの専門知識と経験によって、私の事業はさらに成功へと導かれることでしょう。本当にお世話になりました。

  • この歯科クリニックの設計に関して、選んだ建築コンペの会社が素晴らしい仕事をしてくれたと感じています。外観は白を基調としたシンプルなデザインで、飽きのこない変化とアクセントがあり、非常に満足しています。
    内装についても、高いセンスが感じられ、ホワイトをベースに木の素材を取り入れたデザインは患者からも大変好評です。また、近隣のクリニックとの差別化が図れており、これからも多くの患者に愛されるクリニックであることを確信しています。
    作業スペースも色分けや仕組化がされており、衛生的な環境で働けるようになっています。これにより、患者に安心して治療を受けていただけると思います。
    打ち合わせの際には、3Dでの確認が可能で、理解しながら進めることができました。これにより、イメージ通りのクリニックが実現できたと感じています。
    このクリニック設計の素晴らしさに感謝し、今後も多くの患者に喜んでいただけるよう、スタッフ一同努力してまいります。この度は、本当にありがとうございました。

  • クリニックの設計において、外観はシンプルでセンスの良さが感じられるデザインが施されており、木目のタイルが非常に印象的です。これにより、患者様からも大変好評であると感じています。
    内装についても、同様にシンプルかつセンス良く、木調のアクセントや石張りのデザインが取り入れられていることが気に入っています。このデザインは、落ち着いた雰囲気を演出しており、患者様にも安心感を与えることができるでしょう。
    また、動線についてもシンプルで働きやすい配置になっており、設計の段階からこだわっていただいたことが感じられます。これにより、スタッフの効率的な働き方が実現でき、患者様へのサービスも向上しています。
    素材にもこだわりがあり、デザイン性や掃除のしやすさに優れているため、非常に満足しています。打ち合わせの際には、3Dで確認しながら進めることができたので、イメージをよく理解しながら設計を決定することができました。
    全体として、このクリニックの設計は、機能性とデザイン性のバランスが絶妙であり、多くの患者様から支持されていると感じています。この設計によって、クリニックが一層信頼される場所となっていることを実感できます。

  • この度は、私たちの老人ホームの設計を担当していただき、誠にありがとうございました。外観に関しては、シンプルでローコストを目指していただいたことが大変喜ばれました。また、アクセントを加えていただいたおかげで、単調にならずに美しい仕上がりとなり、非常に満足しております。
    設計過程での打ち合わせについても、3Dで確認しながら進めることができたので、私たちがどのような建物になるのかをイメージしながら決定を下すことができました。そのおかげで、細部にわたるまで意見を取り入れていただき、理想に近い形での設計が実現しました。
    また、プロジェクトの進行においても、迅速な対応と丁寧な説明があり、安心して任せることができました。私たちの要望や疑問にも親身になって対応していただき、大変感謝しております。
    お陰様で、老人ホームが完成した際には、入居者の方々からも大変好評であり、これからも多くの方々に安心して過ごしていただける場所となることでしょう。
    この度は本当にお世話になりました。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

  • 私たちの家の設計をお願いした際、外観はSOLIDOを使用してシンプルでセンス良く仕上げていただき、大変気に入りました。また、妻からも高い評価を受けています。内装もシンプルで、吹き抜けのデザインがとてもおしゃれで気に入っています。
    我が家では犬を飼っているため、床の材料にタイルを選んでいただいたことは本当に感謝しています。タイルは犬の爪にも優しく、お掃除も簡単にできるので大変助かっています。
    また、家の動線もシンプルで、働きやすさにこだわった設計がなされていて、日々の生活が快適です。屋上にはバーベキューができる広いスペースがあり、家族や友人と楽しい時間を過ごせます。
    インナーガレージから愛車をリビングで眺めることができるデザインも最高で、特別な空間が作られています。使用されている素材にもこだわりがあり、デザインや掃除のしやすさも素晴らしいです。
    設計の打ち合わせでは、3Dで確認しながら進められたため、分かりやすく、自分たちの希望通りの家ができ上がりました。このような素晴らしい家を設計していただいたことに心から感謝しています。本当にありがとうございました。

  • 今回、保育園の設計をお願いしましたが、補助金の申請や近隣説明会、役所対応まで幅広くサポートしていただき、大変助かりました。外観はカントリー調でセンスが良く、保護者からも好評です。私自身も大変気に入っています。
    内装もシンプルで木調のアクセントや吹き抜けのデザインが取り入れられ、素晴らしい雰囲気が漂っています。動線もシンプルで、働くスタッフが快適に過ごせるように設計されており、効率的な運営ができる環境が整っています。
    素材にもこだわりがあり、デザインや掃除のしやすさが兼ね備えられているので、維持管理が容易です。打ち合わせでは、3Dで確認しながら進めることができたため、イメージがしっかりと把握でき、スムーズな進行が可能でした。
    この設計により、子どもたちが安心して過ごせる保育園ができ上がりました。保護者の方々からも高い評価をいただいており、感謝の気持ちでいっぱいです。今後もサポートをよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。

  • 私が依頼した設計は、クリニック、高齢者デイサービス、サービス付き高齢者住宅という複雑な要素を含むものでした。YA+Aはこれらの要素を見事に融合させて素晴らしい複合施設を完成させてくれました。
    外観はシンプルでありながら、細部に変化をつけることで親しみやすさを感じさせるデザインに仕上げてくれました。内装は白と木調の組み合わせで、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。特に、サービス付き高齢者住宅部分はホテルのような高級感あふれるデザインに仕上げてくれました。
    打ち合わせの際には3Dで設計を確認しながら進めることができたので、私自身もプロジェクトに深く関与することができました。そのおかげで、最終的な設計に対する理解が深まり、私の理想とする施設が具体的に形になった瞬間は非常に感動的でした。

  • 薬局の設計をお願いし、素晴らしいリノベーションができたことを心から感謝しています。東京北区で既存の店舗をリノベーションし、薬局を作ることができました。デザインについては、シンプルな内装で白と木調の組み合わせが気に入っています。このデザインは、清潔感がありつつも落ち着いた雰囲気を作り出しており、お客様にも好評です。
    打ち合わせの際に3Dで確認しながら進めることができたため、よく理解しながら計画を立てることができました。これにより、無駄な手間や時間をかけずに効率的にプロジェクトを進めることができました。

  • 以前に教会の設計を依頼し、その結果に大変満足していたため、今回も園舎の建て替えについて依頼することにしました。YA+Aの仕事には改めて感心させられました。
    私が望んでいたのは、平家で木造の温かみを感じられる建物で、それはまさに彼らが提供してくれました。そのデザインは、新しく、それでいてどこか懐かしさを感じさせるもので、すばらしいと感じています。
    特に、既存の建物の床材を外壁に転用したアイデアは素晴らしかったです。この新たなデザインは、懐かしさと新しさが融合した感じで、私の心を捉えました。
    打ち合わせの際に3Dで確認しながら進めることができたため、設計の全体像をしっかりと理解することができました。そのおかげで、理想の園舎が具現化される過程を目の当たりにし、大変感動しました。

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お客様の声番外編:YA+A代表横松の体験談

私はプロとしてお客様の建築に関わる以外にも、自宅やオフィスなど自分がクライアントとしての建築や物件購入、事業の立ち上げをしてきました。

以下がこれまでに経験してきた自分達のためのプロジェクトです。

・自宅マンションのリノベーション
・自宅新築
・自社オフィス建築 木造
・自社オフィス用マンション購入
・自社オフィス建築 鉄筋コンクリート
・自宅をリノベーションしてゲストハウス
・就労支援事業立ち上げ
・建築系スキルコンテンツ販売事業立ち上げ

建築を考える上での悩みはもちろん、金銭面、納期、メンテナンス等の施主としての悩みも多く体験してきました。
デザインや機能、規模とコストのバランスに悩んだり、資材の遅れによる納期に悩まされたり、購入した中古物件のメンテナンスに悩んだり。
事業計画、資金計画を立て、資金調達に金融機関相談や補助金申請も経験しています。

YA+Aはそれらを一つ一つを自分達の出来事として検討して実際に体験しながら克服してきたのでお客様の色々な気持ちや悩みが理解できますし、解決する事ができます。

お気軽にご相談ください

YA+Aがお客様の無料診断をさせていただきます。
YA+Aに1時間程度いただければ、お客様のご要望、課題、疑問等を『無料診断』して建築を進めていく上で必要な『建築プラン』をお作りさせていただきます。
『建築プラン』の内容は
・概算スケジュール計画
・建築計画概要書
上記2点です。
この内容で今後建物の建築をどのように進めていけば良いかの道標をお作りします。
ここまでは『無料』です。

建築計画をより具体的にしたい場合は『ファーストプラン』をご依頼ください。
(費用は想定される規模によって変わりますので無料相談時にお伝えします)
『ファーストプラン』の内容は
・建物のボリューム検討
・ボリュームを元にした概算資金計画
・全体のスケジュール計画
上記3点です。
この内容で、ラフな建物プランや資金計画、スケジュールを把握して計画のベースをお作りします。
このフェーズがまとまれば実際の設計やデザインの本格的なフェーズに入っていきます。
YA+Aの『ファーストプラン』にご満足いただけない場合は無料とさせていただきます。
診断は対面以外にもメール、電話、LINE、テレビ電話を用意していますのでお気軽にご依頼ください。

様々な分野のプロフェッショナル集団 横松建築設計事務所

無料診断

YA+Aでは建築に関する無料診断をおこなっております。
お客様のお話を伺って、『建築カルテ』をお作りさせていただきます。
場所はYA+Aのオフィスに来ていただくか、zoomで行うか、お客様指定の場所にお伺いさせていただきます。
どんな事でもお気軽にご相談ください。

提出物
・概算スケジュール計画
・建築計画概要書

メリット
建築を実現するためにやるべきことがわかる
お客様の計画を実現するためのの手がかりを得られる
設計事務所の仕事の進め方を理解出来る

YA+Aへ無料相談する

ファーストプラン

低コストでできる初期計画。
建築計画のスタートに絶対必要な
・建物のボリューム
・概算の資金計画
・全体のスケジュール
の検討をお手伝いします。

お客様はその資料をもとに計画が適正であるかを判断することができます。

まずはファーストプランをご依頼していただければ、その後の計画をどう進めればよいかの指針をお作りします。
費用は計画を進める場合は設計料に充当しますので、初期段階での検討費用を抑えることができます。
※計画を進めない場合には実費精算となります。
YA+Aの仕事にお客様が満足出来ない場合は無料とさせていただきます。

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