昨今は共働きの時代で、「保育園、落ちた」と嘆いている保護者が多いです。待機児童がいる限り、新しく保育園が開園されることを待ち望んでいる方は多く、実情から国としても保育園の増設を推進しています。
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保育園を運営していくにあたり、園児の安全を確保することは必須です。しかし、子どもは思わぬ行動を起こします。安心・安全保育を行っていくために、どんなことができるでしょうか。
園内での子どもの怪我や事故は、保育士さんだけの責任ではありません。園児が使用するテーブルの角を丸くする、トイレのドアを指が挟まないようなつくりにするだけで怪我・事故を防ぐことができます。こうした設備面での安心・安全対策も行えるのです。
保育園で起こりやすい事故・怪我を検証し、今回は、設備面での対策方法をご紹介していますので、保育園の開園に向けて、準備を進めている中、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
平成27年度教育・保育施設等の事故防止のためのガイドライン等に関する調査研究事業検討委員会で発表された内容を踏まえてご紹介します。
おもちゃの誤飲をはじめ、床に落ちているものを口に入れてしまいます。
一番多い事故・怪我のケースです。
0歳児で転倒はないと思うかもしれませんが、オムツ替えの際に目を離してしまいベットなどから転落したりする事故があります。他にも以下のような原因による事故・怪我があります。
と列挙していくとキリがありません。
お昼寝の場合は、寝返りがうてないこともあり、主に0歳〜1歳の乳児で多く発生しやすい事故です。
水遊び・プールのような保育活動の一環では、先ほどご紹介したような「転倒」が原因とも考えられますが、どんなに浅くても溺れて窒息してしまうケースもあります。
5ヶ月以降になると、子どもは何かしら食事を取ります。卵・牛乳のほか、りんごやももなど果物のアレルギーや大豆アレルギーの子もいますので、給食では分けて提供しなければいけません。また子ども同士で交換してしまいアレルギーの食べ物を食べてしまう場合も想定できます。
自然災害ですから、どうしても不可抗力になってしまいますが、想定しなければいけないケースです。
火事は、隣の建物などから移ってきてしまった場合も考えられますが、調理室での火事も想定できます。調理室からの出火の場合は、人為的ミスが原因です。
いつどこから侵入してくるか分かりません。一番危ないとされる時間帯は、多くの人が出入りし不審者でもまぎれ込みやすいので、送迎の時間帯といえるでしょう。
もちろん時間関係なく侵入される可能性はありますし、ふと目を離した隙に連れ去り事件も考えられます。
子どもたちから目を離さないことが求められます。
といった対策しかできず、保育士さんの責任が重くなっているのが現状です。
園内・保育活動に起こりえる各事故や怪我に対し、具体的な保育士さんや職員さんの目・気の配り方を、全日本私立幼稚園連合会発行の安全の対策の手引きを参照し紹介します。
<お昼寝時>
呼吸をさえぎらない工夫が必要となります。
<プール活動中>
浅いから大丈夫ではありえません。いかに隅々まで目を光らせるかが大事です。
<誤飲を注意する場合>
給食中での注意ばかりになってしまいましたが、おもちゃの誤飲も考えられますでの、おもちゃや小さい道具を使う保育活動の際にも確認が必要です。
<食物アレルギーを注意する場合>
保護者からの聞き取りや、医師の証明書の提出もお願いしましょう。
また年長児になると、アレルギー食に対して子どもも意識できますが、食べ物交換をしないように指導も行えます。
怪我や事故は、保育活動中に起きてしまうため、実際に開園し、保育士や職員さんの管理・意識の持ち方に頼ってしまわないといけません。
ここからは、予め考え行える園舎のつくり(設備)での安全対策をご紹介します。
<教室内>
意外と盲点となるのが、収納スペースです。きちんと収納スペースを確保し、管理しやすくすることで、物がごちゃごちゃにならず、怪我を防ぐことにも繋がります。
<トイレ>
ドアも、教室同様に指挟み防止用にすることもポイントですし、衛生面にも特に気をつけたい場所です。
<園庭や廊下・門>
教室外は、特に子どもたちが活発に動く場所です。危険な遊びをできないようにする工夫が大切です。
設備でできる安全対策をご紹介しました。今回は怪我・事故を中心とした内容ですので、衛生管理の面では割愛しています。
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