リフォーム・リノベーション建築設計の流れ

1.ヒアリング・現地調査

ヒアリング・現地調査

お施主様のご要望を教えてください。 どんなことでも構いません、箇条書きでも、文章を書いて頂いてもお話しながらまとめていっても大丈夫です。 出来れば既存の建物の図面があればお持ちください、なければこちらで建物を測り図面をおこします。 現地調査を行ないます、既存の状態をくまなくチェックし現行の法規の基準に合っているか、構造等の補強は必要か、断熱材は入っているか水回りの配管はどのように通っているか等色々なことを確認します。

この段階では建物を壊さずに確認するので、工事がはじまってから初めて分かることもあります。柱や梁や土台が腐っている、基礎が崩れているなど。
それらは柔軟に適宜現場で対応していきます。
外壁や基礎などに傷んでいない部分があるか確認します。
内部の壁や梁の入り方、壁の仕上げによっても構造耐力が変わってくるので入念に調査します。
水周りはリフォーム・リノベーションをするにあたって変更にとてもお金と手間がかかるところなので入念な調査が必要です。
構造体や水回りの配管を調査して計画に反映させます。
内装の仕上げがどのようになっているかの確認も重要です、下地が崩れているとその上に仕上げをしても仕上げが切れていってしまうこともあるので下地の状態をよく確認した上でリフォームの工法や材料を選定する必要があります。

2.行政打ち合わせ

役所、消防署等と打ち合わせを行いリフォーム・リノベーションの関係してくる法規・条例を調査します。
用途が変わることで確認申請をすることになる場合もあります、合法的な建築をするためには重要なことです。
古い建物の場合現行法規に適合していない場合もありますので計画初期によく調べておかないと確認申請許可が降りず計画が続行できなくなってしまう場合があります。

3.提案

既存の建物のBIMモデルを作成しそこからリフォーム・リノベーションのモデルを作成いたします。
モニターで3Dモデルを見ながらご提案させていただきます。
モデルを見ながらプレゼンテーションを行い次の提案に向けてご要望をお伺いいたします。
BIMモデルはパソコン、iPad、iPhone、各種スマートフォンの無料のアプリで確認することが出来ますのでお持ち帰り頂きじっくり確認することができます、メールやクラウド上にて共有することも可能ですので遠距離のやりとりでも3Dモデルを使用した打ち合わせをすることが可能です。

3Dモデルの共有方法

3Dモデルで確認した上でお施主様のイメージを双方で確認した上で設計監理契約を結ばせていただきます。

4.設計監理契約

設計監理契約

設計料に付きましては、建国土交通省告示第15号による業務時間と人工を参考として、建物の床面積や建設費と、設計の対象範囲から算出するものですので、規模の大小・建物の工事予算に関わらずお気軽にご相談下さい。
設計期間については、お施主様の大切な建物を間違いなく作ることが出来るよう、余裕を持った設計期間を提示させて頂くようにしています。
リフォーム、リノベーションに関しましては最低の設計料を70万円(税別)とさせて頂いております。

5.基本設計

これまでの打ち合わせでまとめた設計内容をBIMモデルにまとめ、構造補強や設備の改修の初期提案を行い、建物の外壁や内部の仕上げ、外構の材料などのカタログやサンプルを揃えお施主様と検討しながら決定していきます。
お施主様の予算に応じて建築費用の概算見積もりを作成いたします。
次の実施設計をスムーズに進めるため、変更によって実施設計がやり直しになることが無いように慎重に打ち合わせを進めます。

6.実施設計

基本設計で作成したBIMモデルをもとに実施設計BIMモデルの作成を開始します。
施工会社はこの実施設計BIMモデル及びモデルから出力された実施設計図面、仕様書をもとに見積もりをおこない、この図面に基づいて建物を作るので、施工会社にいままでの打ち合わせで決めた設計内容を伝えきるため、すべての情報が盛り込まれたデータを作成する必要があります。
BIMモデルに設計内容を忠実に盛り込んだ上そこから意匠図・構造図・設備図・各詳細図など細かい部分も詰めた図面を作成します。
その他にも天井、展開図、家具図、建具表、外構図の図面を適宜作成します。

7.見積もり・施工会社選定

作成した実施設計図面をを元に施工会社へ見積り作成依頼を行います。
お施主様の指定する施工会社がない場合はこちらで数社に見積もりを依頼し見積金額・工事期間・内容の理解度などをもとにお施主様に業者選定のためのアドバイスをさせていただきます。
施工会社から提出された見積額がお施主様のご予算に合わない場合、設計変更や各種調整をおこないます。

見積もり・施工会社選定

施工会社が決定した後、お施主様と施工会社の間で工事契約を結んで頂きます。

8.確認申請

確認申請や許可申請、条例に合わせ各申請を行います。
許可申請や開発申請など特殊な申請が必要になる場合には、申請のための手数料や申請図書作成費などの別途費用が発生することがございますが、これらは役所調査を行い、法規関連のチェックを行った段階で予めご説明させて頂くように致します。

9.工事監理・竣工引渡

リノベーション工事の進行の監理を行います。
実施設計図面の通りに工事しているか、工程に遅れが出ていないか、様々なことをチェックします。
非破壊検査ではわからなかった内容も実際に現場で確認しながら進めていきます。
建物が完成した後、実施設計図面通りに出来ているか、ミスは無いか検査を行います、その後お施主様に検査をして頂きます。
同時期に役所や消防、保健所その他の行政検査を行います。
検査が全て終わりましたら、お引き渡しとなります。
関係業者とともにカギのお渡し、設備機器の取扱説明、保証期間、その他建物を使用するために必要なご説明をさせて頂きます。
建物の竣工写真の撮影も行わせていただきます。

10.アフターフォロー

リノベーションが完成し、お引き渡し後1年を目処に経年検査を行い、不具合がないか確認をします。
この経年検査に関わらずお気づきの点などございましたら、竣工後いつでもお気軽にご相談下さい。

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