建築設計の流れ

建築計画を失敗しないために

建築計画を間取りやデザインを突き詰めることだけに全力を尽くしてしまうと高い確率で不満足な結果になるでしょう。
・予算オーバーによる追加の出費。
・オーバーした予算を削るための一度決まったデザインからの大幅なダウングレード。
・想定していなかった手続きや工程の出現によるスケジュールの予想外の遅延。
建築のデザインや機能性はとても大切なことですが、同じように資金計画やスケジュールも非常に大切です。
これらを疎かにすれば高い確率で望まない出来事が起こるでしょう。
まず、大まかな企画をもとに資金計画、必要な手続きをリストアップしてスケジュールを綿密に立てること。
それらの計画をもとに段階的にデザインをすすめていけば、総合的に満足の出来る建築計画となるでしょう。
YA+Aでは、建物のデザインだけでなく、資金計画、スケジューリングも含めて総合的な建築計画でお客様の建築をサポートいたします。

ワークフロー

直感的にわかりやすく提案します

お客様は私たちの提案をBIMの3Dによって視覚的に確認できます。
この取り組みによってお客様は直感的にプランを体験し楽しみながら園舎の設計を進めることが出来、設計者、施工者の行き違いのないイメージ通りの建物を実現させます。

※BIMは建物を失敗しないために必須のツールです、上の動画は是非見てください。

1.ご相談・ヒアリング

まずはご相談ください。
思いが漠然としていても結構です、お客様のご要望を聞かせてください。
オフィスは東京都と栃木県にあります、お客様のご指定のところにお伺いすることもできます。
また、ZOOM、skype等を使用してのビデオミーティングでも円滑なコミュニケーションをとることが可能です。

お客様にしていただくこと

・ご要望を私たちに教えていただきます。

・敷地が決まっているのなら資料をお持ちください。特に決まっていなければこちらでお探しすることもできますのでご希望の条件を教えてください。 設計事務所としてのノウハウを活かしあらゆる土地の活用法を検討し、建物を含めた資金計画、ローン、各種保険を相談できるワンストップサービスを提供しています。

・予算を教えてください。特に決まっていなければこちらで計画を立て銀行融資のお手伝いをすることも出来ますのでお申し付けください。

YA+Aのすること

・ご要望をうかがい内容をシートにまとめます。
・土地・建築・費用や工事期間などのイメージについてお話します。
ヒアリングした内容をもとに敷地・行政調査及び初回のプランニングをスタートさせます。

2.企画設計(ファーストプラン)

敷地には法規によって様々な制約がありますので、ご希望の建物を作るために関連法規・条例等を調査したうえで、建物の大まかな配置、間取りやボリュームを検討します。
このファーストプランの内容をもとにその後の設計料や概算の建築費を計算してその先の計画を立てます。

・提出資料・
配置図、平面図、法規確認チェックリスト

お客様にしていただくこと

・ファーストプランにご意見をいただきながら
一緒に案を更新します。

YA+Aのすること

・ファーストプランを提出します。(平面図、配置図)

・クライアントと打ち合わせながらファーストプランを更新していきます。

・ファーストプランをもとに概算資金計画、工程表を作成します。

3.基本設計

企画設計(ファーストプラン)で決めたプランをもとに、内外装のデザイン等を検討します。
基本設計の内容をもとに建築費の概算見積もりを取り、計画上問題があるか確認をします。

・提出資料・
第1期:配置図、平面図、パース
第2期:断面図、立面図、天井伏図、仕上げ表、建具表、家具図、外構図

お客様にしていただくこと

・デザインにご意見をいただき一緒に更新していきます。

・基本設計図書の確認をしていただきます。

・概算建築費の確認をしていただきます。

YA+Aのすること

・3Dで内外装のデザインをプレゼンテーションします。

・基本設計図を作成します。
配置図、平面図、パース、断面図、立面図、天井伏図、仕上げ表、建具表、家具図、外構図

・基本設計図面をもとに概算建築費を出します。

4.実施設計

基本設計で決まった内容をもとに実際に工事ができる(詳細な見積もりの取れる)図面を作成します。
また、設備設計、構造計算もおこないます。

・提出資料・
特記仕様書、仕上げ表、各種法チェック図
平面詳細図、断面詳細図、立面図、天井伏図、建具表、家具図、外構図、各種詳細図
構造図、構造計算書、EV図、給排水設備図、換気・空調・排煙図、電気設備図

お客様にしていただくこと

・実施設計図書の確認をしていただきます。

・建築費の見積もりをもとに建設会社の選定をしていただきます。

YA+Aのすること

・実施設計図書を作成します。
意匠図、構造図(構造計算)、設備図(給排水、空調、電気、消防)

・実施設計図書をもとに建設会社からの見積もりを取り精査します。

5.確認申請

確認申請や許可申請、条例に合わせ各申請を行います。
許可申請や開発申請など特殊な申請が必要になる場合には、申請のための手数料や申請図書作成費などの別途費用が発生することがございますが、これらは役所調査を行い、法規関連のチェックを行った段階で予めご説明させて頂くように致します。
確認申請時に審査機関から設計内容の調整を求められる事がありますが、お客様にご相談の上すすめさせていただきます。
手続き完了後工事着工となります。

お客様にしていただくこと

・各種申請書への押印
・各審査機関への申請料振込

YA+Aのすること

・各種申請書の作成
・各種審査機関との打ち合わせ

6.施工監理

いよいよ建物の工事がはじまります。

私たちは建設会社が実施設計図面の通りに工事しているか、工程に遅れが出ていないか、様々なことをチェックします。

建物が完成した後、実施設計図面通りに出来ているか、ミスは無いか検査を行います、その後お施主様に検査をして頂きます。
同時期に役所や消防、その他の行政検査を行います。

・工事監理の内容・
・現場での配置、レベル確認
・基礎、躯体の配筋検査
・躯体の工場検査(プレカット、鉄骨工場)
・施工承認図のチェック、承認
・各種サンプルの確認、承認
・定例会議への出席
・設計変更等の適法性の確認
・行政等の検査立会い
・建物の仕上がりの検査
・工事監理報告書の作成

お客様にしていただくこと

・現場定例会議への出席をお願いします。建設会社との工程や仕上げの確認等様々な内容の打ち合わせがあります。

・完成した建物の確認をお願いします。

YA+Aのすること

・工事の監理( 建設会社が実施設計図面の通りに工事しているか、工程に遅れが出ていないか、様々なことをチェックします。 )

・建物の仕上がりのチェックします。

・現場定例会議へ出席しお客様の様々な確認のサポートをします。

7.お引き渡し

お客様と私たちによる建物の検査が全て終わりましたら、お引き渡しとなります。

関係業者とともにカギのお渡し、設備機器の取扱説明、保証期間、その他建物を使用するために必要なご説明をさせて頂きます。

建物の竣工写真の撮影も行わせていただきます。

ランチルーム

お客様にしていただくこと

・完成した建物の最後の確認をお願いします。

YA+Aのすること

・建物の取扱説明の立会

・鍵の引き渡しの立会

・竣工写真撮影

こちらにお電話をおかけください。

03-5284-7106

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