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園舎のデザイン|3つの視点で考える

園舎を新築・改修をしようとしている方にとって、園舎のデザインをどうすべきか悩ましいところでしょう。安全性を確保しつつ、方針とマッチしたデザインが好ましいとは頭では分かっていても、難しいところです。

今回お伝えしたいのは、まずデザインは3つの視点から考えることで、何に注意しなければいけないのか見えてくるかと思います。

3つの視点とは

■園に通う子ども
■教職員
■保護者や地域住民

安全性ばかりに目を向けてしまいがちですが、園舎を利用するのは、子どもたちだけではありません。各立場、各視点で、場所・設備ごとに考えていきましょう。

子どもの視点

まず、園内でもっとも時を過ごす場所、【保育室・教室】について考えみましょう。

保育室・教室は、初めての「自分専用の部屋」のようなものです。

親近感を感じるアットホームな印象があり、明るい光が入るデザインが好まれます。

また、保育時間内につくった作品が飾ってもらえると嬉しいものですので、壁面はできるだけ飾り立てないことがいいです。

収納スペースは、先生に何をどう置くか教えられますが、毎日自分の持ち物を管理する場です。強度も必要ですが、高さや色味・素材を心がけると好印象を抱きます。

例)色味がカラフルー>楽しい、 素材を木にし、色味を活かすー>あたたかみ

【遊戯室】

園内で最も大きな部屋となるホールも含めて考えます。

子どもたちが走り回ったり、保育室ではできないダイナミックな動きをすることが多いです。
広さ・高さを感じられるようにすること、また転倒することもありますから、クッション性の高い床材にすることを考えます。

ホールには段差を設けるのか設けないのか、縁の教育方針との関わりがあります。

例えば舞台とをつなぐように、広い段差を設けると、一時的に座る場所に早変わりし、いすを出す必要がありません。

しかし、その階段での転倒のリスクを避けたいと考える場合は、階段を設けないこともあるでしょう。

【給食を食べる場所】

ランチルーム

保育室・教室で食べることにしている園もあれば、ランチルームと称して、給食・おやつを食べる専用の場所として設ける場合があります。

ランチルームとして設ける場合、調理室を子どもたちから見えるように、一部をガラス張りのように、どう給食が作られるかを見る機会にしたり、何を作っているのかなと子どもたちがワクワク感を抱くように、と考えてデザインされることがあります。

ランチルームをつくる場合、幼稚園タイプよりも保育所タイプの方が多いです。

幼稚園は、クラス数が多いため、同じ時間に全員を収容することができませんから、物理上難しくなります。一方で、日ごとに順番にランチルームで食べる機会を設けることも可能にはなりますので、園とのカリキュラムや方針を踏まえ、打ち合わせでしっかりと確認をするべきです。

【廊下・園庭】

子どもたちが自由時間に、思いっきり遊ぶ場所です。

雨が降っても大丈夫な設計にすることもできますが、青空の下で遊ばせることを前提として今回はお伝えします。

遊具であれば、ずっと使っていても飽きない遊具がいいですし、身体にフィットすることも安全性を保ちやすくなります。次に、空間デザインの面で考えていきます。

砂場や遊具の場所を考えつつも、ちょっとした場所に小窓をつくると、ドキドキ感が生まれて、子どもたちの感性を刺激することができます。

またぐるぐる回って遊べる、回遊性を設けて配置にすることもおすすめです。ぐるぐる回ることで、子どもたちのドキドキ感が不思議と消えません。

ただし、「死角」を極力つくらないようにも配慮しなければなりません。かくれんぼと称して、子どもたちは、死角になるような場所を直感的に見つけて行ってしまいますから、特に注意する必要があります。

 

 

【本を楽しむコーナー】

ブックカフェ

幼稚園要綱の一つに、本を親しむ環境づくりが推奨されています。

一例ですが、あえてステップフロアにすることで、気軽に座って本を読むことができます。この場所は、本を楽しむ場所という認識が子どもたちに生まれると、場所として認識する力を養うことも可能です。

 

【お手洗い】

便器など子ども用を設置しますが、トイレトレーニングがしている子どもにとっては、面倒・嫌な場所として考えやすいため、空間が暗くてこわいところですと、余計に嫌がってしまいます。

だからこそ、明るく清潔な印象をもつデザインがいいでしょう。

 

教職員の視点

子どもたちの保育・教育を担いながら、安全性も確認したり、やらなければならないことが多いです。

教職員の動線を確保することで、先生にかかる負担を少しでも軽減でき、子どもたちへの見守りの目により力を注ぐことが可能になります。

【保育室・教室】

机を出して工作をしたり、絵を描いたり、様々なことが行われる場所です。

基本、先生が机を出したり、片付けたりしますし、一時保管の場所を確保しておかなければなりません。また黒板かホワイトボードを使用したいのか、ヒアリングをしっかりと行わなければなりません。

先生にとって、怪我を極力させないように常に気を配らなければなりません。

特に扉は指を挟みやすかったり、勝手に教室を飛び出してという場面も想定しなければなりません。

一つの方法として、扉であれば、指を挟んでも怪我をしないような建具にしたり、鍵の位置を大人だけが届く高さにしておくこともあります。

 

【廊下・園庭】

先生にとって「死角」がもっとも気になる箇所です。先生の目には限りがありますので、「死角」をないようにすることが一番です。

遊具など子どもたちが使う道具に関しては、子どもに負担やストレスを与えない形状であるか、強度は十分かどうかも気を遣っている箇所です。

 

【お手洗い】

年齢に応じた便器であるかどうか、ちゃんとトイレをしているかどうか見守っています。

扉の上から覗き込めるようすることが基本ですが、失敗した時の処理もしなければなりません。

水を流してすぐに洗えるようにしておくことも大切です。ひと昔前であれば、床材などタイル貼りが中心でしたが、転倒しやすいデメリットがあり、今ではビニール素材の床材などを採用することで洗える手軽さも残しつつ、怪我のリスクも軽減できますので、採用されることが増えています。

 

保護者・地域住民の視点

子どもを預ける大切な場所ですから、園全体の印象に対して厳しい視線で見ています。

以下の3点で考えると、好印象を受けてもらいやすいです。
●安全が確保されている
●清潔で明るい
●センスを感じる

塀で仕切られた園内は、閉塞感がなく開放感と明るさがあるようなデザインでありつつも、万全のセキュリティどのようにされているのか、見ています。

特にお母さんの目線では、下駄箱、洗面台、トイレなどの細かい設備にも気を配られているのか、気になる箇所です。

家具や遊具もセンスを感じると、入園させたい、意識が強まります。

園は周辺地域との連携も求められていますし、外観も周辺と調和の取れた園が理想とされています。また近年は騒音対策にも気をつけなければいけません。

近くに園があるからある程度の音は、仕方がないと思ってくださる方が多いですが、声がうるさいなどご理解いただけない方も一定数いらっしゃいます。時には、力を貸してもらうこともありますから、親しみ感のある雰囲気や、来園してもお手洗いなど、ユニバーサルデザインを採用した箇所を設けておくと、いい印象を持ってもらうことができます。

 

園舎は明るい印象を大前提に

子どもたち、教職員、保護者・地域住民の誰もが、明るい園舎には好印象を持ちます。楽しさを強調し、動物を多用する園も少なくありませんが、「シンプル」が好まれるのも、近年の流行です。

自然のもの、自然に近い環境をもった空間も、親しみを感じつつもセンスのある印象を持たれますので、積極的に採用されてみてはいかがでしょうか。

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